「命落とすよ」取材中に目から血を流した老婆が警告! 沖縄「ユタの祠跡」にまつわるヤバイ過去とは!?

「命落とすよ」取材中に目から血を流した老婆が警告! 沖縄「ユタの祠跡」にまつわるヤバイ過去とは!?の画像1撮影=小倉門司太郎


 沖縄県の八重山地方に地元の人たちから“ユタの祠跡”と呼ばれている場所がある。周囲はコンクリートブロックに囲まれているが、どういうワケか肝心の祠がない。

 信仰心の厚い人たちが暮らしていることで知られる沖縄。数多くの人たちは、沖縄県と鹿児島県奄美群島に伝わる伝統的な宗教を信仰している。ユタというのは、民間の霊媒師(シャーマン)のことで、この人たちは、霊的問題に関するアドバイスや解決を生業としている。

 このような土地で見る祠からは、霊的な雰囲気を感じられる。とりわけ“ユタの祠跡”は、何もないのに何かがあったことを想像させる。「一体、ここで何があったのだろうか?」。事情を知る人を探していると、ある男性(78)に会うことができた。

「命落とすよ」取材中に目から血を流した老婆が警告! 沖縄「ユタの祠跡」にまつわるヤバイ過去とは!?の画像2撮影=小倉門司太郎

「あの祠には因縁があるのですよ。共通の信者がいた2人のユタがいたんです。この2人はですね、おカネの問題で揉めていたみたいです。聞くところによるとですね、2〜3年揉めていたようですねぇ。それでです、結局、若い方のユタについていた信者がみんな年配のユタの方にいってしまったのですね。するとです、若い方のユタが、年配のユタが大切に守ってきた祠を壊してしまったらしいのです。もうずいぶん昔のことになりますけどもね、近くに住む爺さんから聞いた話ですわ。まだ自分が小さかった頃のことでしたねぇ」

 地元の人たちから厚く敬われているユタ。普通、このような地位にある人が暴挙に出ることはない。若い方のユタは、何を考えていたのだろうか。すでに祠はなくなっているがここが『聖地』であることに変わりはない。ある日、真夜中にこの祠の前を通ると、ひとりの老婆が座り込んで手を合わせていたので声をかけてみた。

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