「NASAは1970年代に“火星の生命体”の証拠を掴み、隠蔽」当事者暴露! 葬られた「バイキング計画」の成果とは?

 火星に生命は存在するのか? 今年7月には欧州宇宙機関(ESA)が火星の地下に液体の水が存在する証拠を見つけたと発表するなど、火星の生命探索は科学的にも盛り上がっている分野といえるだろう。そんな中、1970年代にアメリカ航空宇宙局 (NASA) が行った、ある実験が再び注目を浴びつつあるという。なんと、実験の結果は「火星に生命が存在する」ことを示していたのだ。宇宙ニュースサイト「Space.news」が今月6日付で報じている。

 1970年代にNASAが行った火星探査計画「バイキング計画」では、2機の探査機が火星表面に着陸し、多数の画像や観測結果など有益な情報を地球へと届けられた。この計画の重要な目標の一つは「生命の存在を調べること」であった。そこで探査機には、火星表面の土壌を集めて生物の痕跡がないかを調べる実験システムが組み込まれていた。この時に行われた実験は次の4種類である。

「NASAは1970年代に火星の生命体の証拠を掴み、隠蔽」当事者暴露! 葬られた「バイキング計画」の成果とは?の画像2バイキングの実験装置の模式図。画像は「WIkipedia」より引用

1. ガスクロマトグラフ質量分析計を使い、火星の土壌の成分を詳細に分析する実験。特に土壌を加熱した際に発生する成分が注目された。

2. 土壌試料をヘリウムガスで封入し、栄養素や水を与え、土壌から放出されるガスを計測する実験。土壌中に微生物がいれば、呼吸によるガス成分の変化が観測されるという仮定に基づく。

3. 放射性ラベルをつけた栄養素を与え、土壌中の微生物の代謝産物を捉えようという実験。もし微生物がいたなら、放射性ラベルを含む二酸化炭素などの代謝産物が発生するはずと考えられ、当時から最も有望視されていた。

4. 放射性ラベルをつけた炭素を含むガスで土壌をしばらく培養し、その後650度の高温で焼き、その生成物から放射性ラベルが検出されるかを調べた。もし土壌中に藻類のような光合成する生物が存在すれば、ガスから放射性ラベルがついた炭素を体内に取り込むはずと考えられた。

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