1986年の「日航ジャンボ機UFO遭遇事件」に新展開! パイロットの手記発見「2機のUFOに付きまとわれ…」
UFOはそのまま寺内さんたちの航空機の後方上空を付きまとうように飛行していた。暗くて目視では観測できなかったが、街と基地の明かりが近づいてきた頃、寺内さんはついに巨大なUFOを目撃する。その様子も寺内さんはイラストに描いている。
さすがに恐怖を感じたのか、寺内さんは逃げようとするが、UFOはぴったりと追尾してくる。管制塔も異常を察知し、状況の確認を要求してきた。その間にもUFOは航空機にどんどん近づいてくる。そして真横まで来た瞬間、それまで定位置にいたUFOは一瞬の間に消え去ったという。約50分間の出来事であった。
「最後の幕切れは、作り話よりはるかにうまい具合に終わりを告げたわけであるが、今回の宇宙船のフライトは、目的がわからないため不安にはなったが、一切、危険を感じることはなかったのです」
寺内さんは手記の中で、自らの体験をこのように総括している。
この後、本事件は内外のマスコミにも大きく取り上げられることとなったが、やがて機長の目の錯覚とされ、ディスクロージャープロジェクトによる再評価まで忘れ去られることとなったのである。だがその背後に、CIAや米政府による隠蔽工作があった可能性は高い。
JAL1628便をつけまわしたUFOは一体何だったのか? 寺内さんは手記の最後を次のように結んでいる。
「私は人間が5百年か千年後か遠い将来に、いずれは彼等と出会い、必ず確認されることを願って、ここに11月17日の出会いを記録いたしました」
だが、寺内さんの願いもむなしく、事件の記録も証言も闇に葬られた。今回このような形でも表に出たことは僥倖であろう。この情報公開をもって、事件の解明が進むことを期待したい。
参考:「The Black Vault」、ほか
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊1986年の「日航ジャンボ機UFO遭遇事件」に新展開! パイロットの手記発見「2機のUFOに付きまとわれ…」のページです。UFO、CIA、アラスカ、情報公開、日航ジャンボ機UFO遭遇事件、FAAなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで