セックスドール会社「死んだパートナーのレプリカ」が売れ筋商品
セックスドール会社「死んだパートナーのレプリカ」が売れ筋商品だった! 社長「3Pしてみたい人にも需要」
イギリス初のセックスドール販売・レンタル会社が設立され、現地では大きな話題となっている。会社を立ち上げた女性起業家が語る意外な“ニーズ”とは?

■女性社長のセックスドール会社
イングランド中部ウスターシャー・ブロムスグローブ在住のジェイド・スタンレー氏(35)は4人の子を持つ35歳の女性で、以前より通販会社を経営する女性起業家である。彼女は先月、新たにセックスドールの販売・レンタルサービス「Sex Doll Official」を開始した。セックスドールの販売会社はこれまでにもあったが、レンタルサービスはイギリスでは初の試みなのだそうだ。

レンタルは一週間で345ポンド(約5万円)で、好みのドールを選んで注文すると配達される仕組みとなっている。対象となるドールは女性モデルがほとんどだが、男性モデルも存在する。返却後は人工膣が交換され、洗浄されて次の注文に備えるシステムだ。販売の場合は、顔や体型などを自由自在にカスタマイズ可能だという。およそ4000ポンド(約59万円)ほどで、髪や目の色はもちろん、爪の色や体重、傷跡、歯並び、タトゥーなどにも対応できるという。すでに多くの問い合わせがあり、20件以上の予約が入っているとのことだ。

■セックスドールを求める人々
スタンレー氏がセックスドールに興味を持ったのは18カ月前、新聞記事を読んだことがきっかけだったという。以来、セックスドール業界について調査を重ねていたスタンレー氏であるが、やがてその多くが性的な目的を強調していることに疑問を抱いたそうだ。
「私は別の角度からアプローチしました。メンタルヘルスの問題や学習障害などのせいで、社交の場で他人に近づくことに困難を抱えている人々や慰めを求めている人々を助けたいのです」(スタンレー氏)
スタンレー氏によると、サービスには女性との接触に問題を抱えている男性はもちろん、3Pをやってみたいが他の人を混ぜたくないという女性からの注文もあったそうだ。
また、スタンレー氏はセックスドールの意外なニーズに気づいたという。それは亡くなった配偶者や恋人に似せたセックスドールを作って欲しいというもので、彼女はその要求に答えている。愛する人を失って悲しみに暮れている人々にとって、ドールは性的な面以外でも非常に有益だとスタンレー氏は話す。
ビジネスは好調なようで、現在スタンレー氏はポルノ俳優を基にしたモデルの作成を計画中だという。精巧化したセックスドールの需要は今後も世界的に増加が見込まれるだろう。その一方、アメリカ・ヒューストンではセックスドール専門の風俗店を禁止する条例が制定されて話題となっている。セックスドールを社会的にどのように位置づけるのか、その普及や使用がどのような影響を与えるのか等々、今後は大きく議論されることになるかもしれない。
参考:「The Sun」「Daily Star」「Birmingham Live」「Sex Doll Official」ほか
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