薬指が人差し指よりも長い人ほど同性愛者の傾向! 原因は子宮内で浴びる男性ホルモン量か!?
2018.10.22 10:00
論文著者の一人である英エセックス大学の心理学者トゥースデー・ワッツ氏は「100%遺伝子が同じ一卵性双生児で性的指向が異なるということは、遺伝以外の要因でその説明が説明されなければならない」と指摘する。
過去の研究によれば、指の長さや性的指向には胎児期に子宮で浴びた男性ホルモン(テストホルモン)が関係しているという。研究は性的指向が子宮内で決定することを示しており、浴びる男性ホルモンの量や個々の体がそれにどのように反応するかが関わっているということを示唆している。高レベルのテストステロンにさらされた人は同性愛者になり、人差し指と薬指の長さにも差が生まれるというのだ。
性的指向とはグラデーションといわれる。異性愛と同性愛の二種類に分けられるような単純なものではなく、多くの人はその中間にあって、程度の差はあれどどちらの要素も持っているのが普通なのだ。同じ受精卵から生まれた双子にすら、子宮内でのちょっとした環境の差で性的指向や指の長さに差が出るのである。性的指向の違いで他者を貶める無意味さを、改めて思い知らされるというものだ。
(編集部)
参考:「Daily Mail」「University of Essex」「METRO」、ほか
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