一瞬で胴体真っ二つ「チェーンソーの知られざる殺傷力」を亜留間次郎が検証!振り回すと激ヤバ…「シャークネード」解説も
【薬理凶室の怪人で医師免許持ちの超天才・亜留間次郎の世界征服のための科学】
ゲームではラスボスすら一撃で倒し、映画では空から降ってくるサメを真っ二つにしたり、はたまた殺人鬼が自由自在に人間を切り刻んだりと、無双級の最強兵器ことチェーンソー。今回はこのチェーンソーの真の力について検証してみましょう。
■チェーンソーは最強の武器?
ドルルルルルン……というエンジン音と共に、刃が回転する構造はいかにも殺傷能力が高そうなチェーンソーですが、実際に人間を切るとなるとどうなのでしょうか?
一説によると、肉が細かい刃に詰まってしまい、すぐに使い物にならなくなって、無双どころではないという話も……。一体どこまでが本当なのでしょうか?
どれくらい殺傷能力があるのかというと、実は擬似実験で、人間は簡単にチェーンソーで真っ二つになる……ということが証明されております。股間にちょっとチェーンソーが当たっただけで余裕で死ぬレベルで切れ、仮に当たった瞬間にスイッチから手を離しても骨ごと、ざっくり切れてしまいます。
実際にチェーンソーによる死亡事故は多く、プロ用の高出力機では軽く当たっただけで即死レベルの大怪我になってしまうことは珍しくありません。
厚生労働省労働基準局安全衛生部の調査によると、平成27年と28年の2年分の林業の死亡者79人のうち、チェーンソーによる死亡者は49人と、なんと死因の過半数以上を占めています。チェーンソーで病院送りになった負傷者は247人なので、死亡率約20%と、かなり高いことが数字の上からもうかがえます。
しかも、この数字は安全装置が義務化されたチェーンソーを使用しての死亡事故なので、殺人目的で使用された場合の死亡率はもっと高いといえるでしょう。実際にチェーンソーで人間を切断して殺害した2009年の横浜港バラバラ殺人事件の裁判では、30秒もかからずに首が切断されたとの証言がありました。
なお、チェーンソーが人間に当たるとどうなるのか、「chainsaw injury」でググると無残なグロ写真を大量に見ることができます(検索は自己責任でお願いします)。
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2024.10.02 20:00心霊一瞬で胴体真っ二つ「チェーンソーの知られざる殺傷力」を亜留間次郎が検証!振り回すと激ヤバ…「シャークネード」解説ものページです。武器、事故、殺人事件、サメ、チェーンソー、くられなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで