世界から「放射能五輪」と呼ばれる日本のヤバさを知れ! 福島の汚染水の太平洋放出にも外国人ブチギレ… 被曝のウソも!
■世界から批判と不安の声!
そして、日本ではほとんど報じられないが、このような危惧と批判が今や世界中に広がっている。英紙「テレグラフ」(10月16日付)は、独自文書を入手したとして、日本政府が福島第一原発から太平洋に放出する予定の水は法的に許可された水準をはるかに上回る放射性物質を含んでいると伝えた。
また同記事は、福島原発事故の対応に責任を持つ政府の担当者から得た情報として、ALPSが放射性核種を「非検出」レベルまで“排除していない”ことを政府が認識していたと暴露。さらに、2017年には84の汚染水サンプルのうち45のサンプルで、ヨウ素129とルテニウム106のレベルが許容値を超えていたとする「河北新報」の新聞記事を紹介している。ヨウ素129は半減期が1570万年と長く、甲状腺の癌を引き起こす可能性も疑われている。このような実態が判明しては、海洋放出への批判はさらに高まるばかりだろう。
■国連もガチ警告!
そして、日本の政府やマスコミが放射線汚染の真実について積極的に語らない現状に業を煮やしたのか、国連までもが日本政府に公然と反対意見を発するようになった。
10月25日、国連人権理事会は、日本政府が避難指示の解除要件の一つにしている「年間20ミリシーベルト以下」という被ばく線量について、「年間1ミリシーベルト以下」にすべきだと指摘した上で、子どもや出産年齢の女性は年間1ミリシーベルトを超える地域への帰還を止めるよう日本に迫った。同理事会のトゥンジャク特別報告者は、「我々は今後、福島で生まれ育つかもしれない子どもたちの健康について特に心配している」と述べており、日本政府以上に日本国民の健康について心配しているようではないか。
■東京五輪は「放射能オリンピック」
話はそれだけにとどまらない。今や世界では2年後に迫った東京オリンピックの開催を危ぶむ声まで上がり始めている。昨年12月29日、米ニューヨーク・タイムズ紙は、「あなたはフクシマで野球ができますか?」と題した記事を掲載。東京五輪の野球・ソフトボール会場の1つに予定されているあづま球場(福島県福島市)の一角に汚染土が積み上げられている様子を伝え、「(日本)政府は科学的な根拠のもと、正確な現状を伝えるべきだ」と非難している。
さらに10月11日のロイター通信は、2013年に安倍首相が五輪招致のプレゼンテーションで、福島の放射線状況について「アンダーコントロール(制御下にある)」と断言したにもかかわらず、汚染水に限度以上の高濃度の放射性物質が含まれている現実を報道。このような状況を踏まえ、海外のメディアやネットユーザーからは「Radioactive Olympics(放射能オリンピック)」と揶揄する言葉まで飛び出す有様だ。
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2024.10.02 20:00心霊世界から「放射能五輪」と呼ばれる日本のヤバさを知れ! 福島の汚染水の太平洋放出にも外国人ブチギレ… 被曝のウソも!のページです。メルトダウン、百瀬直也、東日本大震災、がん、汚染水、東京オリンピック、野球、被爆、原発事故などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで