【世界初】切断した四肢が生えてくる技術の実験に成功! 24時間バイオリアクターを装着するだけでニョキニョキ!
2018.11.09 10:00
事故や病気などで切断した手足を再生できるようになるかもしれない。新たな研究によって、カエルではあるが手足の再生に成功したというのである。英「Daily Star」が今月7日付で報じた。
画像は「Getty Images」より引用
■切断したカエルの足を再生
バラバラに切断されても切片がそれぞれ個体として再生するプラナリアや尻尾が切れてもまた生えてくるトカゲなど、生物には驚くべき再生能力を持つ種が存在する。カエルもそんな種の一つであり、おたまじゃくしや小さなカエルの段階では失った四肢を再生することができるが、成体になるとその再生能力を失ってしまう。
成体のアフリカツメガエルの四肢を切断すると、通常は棒のような軟骨組織にしかならない。だが、そんな常識を覆す新たな研究結果が発表された。米タフツ大学の生物学者セリア・エレーラ・リンコン氏らが今月6日付で専門誌「Cell Reports」に発表した論文によると、アフリカツメガエルの後ろ足を切断した直後、その場所に24時間バイオリアクターを装着するだけで、足の再生を一部ではあるが誘導できることが確認できたというのである。
アフリカツメガエル。画像は「Wikipedia」より引用
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【世界初】切断した四肢が生えてくる技術の実験に成功! 24時間バイオリアクターを装着するだけでニョキニョキ!のページです。米国、再生医療、最新研究、アフリカツメガエル、四肢などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで