座ってるだけの議員に問う「お前の存在はギャグなの？」 松戸のラッパー市議DELI×芸人おしどりマコ（立候補予定者）が腐った政界に吠えた！

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■ストレスはヤバい、組織に呑まれるな

――選挙を目前に控えたデリさんと、来年参院選を控えているマコさんに、お互いにエールを送っていただけますか。

デリ　　地方選挙と比べて国政選挙、しかも全国比例とかになると、関わってくれる人の数がケタ外れになる。松戸の市議選でもポスターを貼る場所だけで670カ所くらいになるから、そういうこと一つを考えても、全然レベルが違うことで。それに国政は組織の協力がないと闘えないし、たぶん当選したとしてもいろいろストレスとか……。

デリ（撮影＝編集部）

――ずっとストレスの心配をされている（笑）。

デリ　　自分が気をつけているのは、選挙の時に力を借りちゃうと、議員になってからどこかでお返ししないといけないことがあるはずなんです。僕はある程度そういうものに頼らない選挙をやってるから、結構ストレスなく議員活動ができている側面がある。

　ジャニーズとか超有名タレントでもない限り、自分の力だけで当選なんて難しい国政選挙にマコさんはエントリーするわけだから、やっぱり辛い時は「やりたいことのために、やりたくないことをやってる」という風に考えて、乗り越えてほしい。だって、やりたくないことも、やりたいことのためなら、やりたいことの一部なんだから。

　一応言っておくと、僕は立憲（民主党）支持者じゃないですが、僕にできることは何でも協力させてもらいます。

■候補者と有権者、ともに成長することが希望だ

――では、マコさんからデリさんに。

マコ　　（山本）太郎くんやデリくんを近くで見てきて思ったのは、他の議員さんの中には「次の選挙に通ることが仕事」という方が本当に多い。「票にならないから、原発事故のことはやっても仕方ない」という声は本当にあって、話を聞いて動いてくれる議員は本当に少なくて。

マコ（撮影＝編集部）

　かたやデリくんは、葉書もつくらないし電話もかけない選挙で当選して、しっかり議員として活動して、誠心誠意で2期目を目指している。デリくんにとってこの4年間は、ただ議員を続けるためのパフォーマンスではなくて、心から「松戸市のために何をすべきか」ということを追求した4年間だったと思います。

　あのデリくんが、一緒にご飯を食べるたびに福祉や予算、防災の話とか、どんどん喋る内容が難しくなって、それを頼もしく思っていました。原発事故後は暗い話題ばかりだけど、もっともっとパワーアップする2期目のデリくんを見れることは希望の一つです。そう思えるってすごいことだと思います。

デリ　　AKBになった気分です（笑）。成長を見せる。

 
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