南海トラフ巨大地震は2020年までに起きる!
南海トラフ巨大地震は2020年までに起きる、来年1月21日も注意! 紀伊半島~四国で発生中「スロースリップ」は前兆か!?

先月から今月にかけて、紀伊半島から四国で不穏な地震が相次いでいる。気象庁は10月7日、これら最大M5クラスの地震について、プレートの“滑り”がゆっくりと起こる「スロースリップ」による可能性が高いと発表した。しかし、これが「南海トラフ巨大地震の前兆ではないのか」と懸念する人も多いようだ。「南海トラフ巨大地震は2020年までに起きる」と主張する学者もいる現状、この事態を決して看過することはできない。今回じっくり考察してみよう。
■スロースリップとは何か?

俗に「ゆっくり地震」「ゆっくりすべり」「スロー地震」などとも呼ばれるスロースリップ現象。海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む地帯では、プレート同士の圧力によって固定されているが、それがあるタイミングで一気にずれるのが通常の地震であるのに対して、ずれがゆっくり起きるのがスロースリップ現象である。
先月から、紀伊水道から愛知県にかけて地震が目立っており、今月2日には紀伊水道でM5.4、最大震度4の地震が起きた。気象庁は7日の検討会で、今年9月18日以降に東海から紀伊半島~四国一帯で、プレート境界付近を震源とする「深部低周波地震」(かすかな揺れのみ)を観測していることを明らかにした。GPS衛星の観測データと、海底に設置した音響観測装置のデータ分析によって、「紀伊水道沖に沈み込むプレート境界でスロースリップが起きている可能性が高い」という。

では、今回のスロースリップ現象は巨大地震の前兆なのだろうか? アムールプレート(旧概念ではユーラシアプレート)の下にフィリピン海プレートが沈み込む南海トラフ周辺では、これまでも頻繁にスロースリップが起きていた地域もある。浜名湖付近では、2000~2004年にかけて長期的スロースリップが発生したが、これが東海地震発生の前兆ではないかと指摘する学者もいた。さらに2006年1月には、紀伊半島~愛知県で短期的スロースリップが発生、西から東へと活動範囲が移動して行った。
緩やかに小さな地震が発生することよってプレート間のひずみが解消されるならば、そのエリアでは地震を引き起こす潜在的エネルギーが減り、巨大地震のリスクが低減されると思いたくなるところだ。たしかにそのようなケースもあるが、話はそう簡単ではない。
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