「黄色いベスト運動」はまだ甘い! バス轢き殺し、怒りの鉄拳制裁… 過激デモが招いた最悪の結末2選

「黄色いベスト運動」はまだ甘い! バス轢き殺し、怒りの鉄拳制裁… 過激デモが招いた最悪の結末2選の画像1画像は「ANNnewsCH」より引用

 現在フランス・パリでは、ガソリン税の引き上げに対する抗議デモが大規模暴動に発展している。デモ参加者らが、運転手が着用を義務づけられている黄色いベストを身に付けていることから「黄色いベスト運動」とも呼ばれているが、自動車への放火、店舗の略奪、凱旋門への落書きなど暴徒化し、1日のデモでは133人もの負傷者が出ているという。沈静化の兆しはまだまだ見えず、被害は今後さらに拡大、死者が出る恐れもあるだろう。

 こうした歯止めの利かないデモ・暴動は時として惨事を招くことがある。過去にトカナで取り上げた痛ましいデモ・暴動事件を今一度振り返りたい。

【閲覧注意】デモ参加者の学生、警察官2人を大型バスで迷わず轢き殺す=ベネズエラ

 ベネズエラではデモに関する事件が頻発しており、2014年5月には首都カラカスで、反政府デモの拠点を襲撃した警察官とデモ隊が衝突、警察官が首を撃たれて死亡した。この時、死亡には至らないまでも別の警察官も撃たれ、鈍器で殴られるなどして重傷を負っている。また翌年2月には、タチラ州サンクリストバルでニコラス・マドゥーロ大統領への抗議デモ中に14歳の少年が頭を撃たれて死亡する事件も発生している。

 そうした状況の中、今度は警官2人が大型バスに轢き殺されるという悲惨な事件が発生してしまったのだ。

【閲覧注意】アンティファが極右男のフックで一発KOされる決定的瞬間! 暴動中に撮影された痛すぎるストリートファイト映像=米

 近年、「アンティファ(Antifa)」と呼ばれる極左グループが米国で台頭している。人種差別や白人優越主義といったファシズム的な保守勢力に対し抗議活動を行うことが目的だが、たびたび暴動事件を起こす暴力的なグループとしても知られている。

 そして今年6月、トランプ大統領を支持する極右団体「パトリオット・プレイヤー」の集会をアンティファが妨害し、暴動へと発展。4人が救急車で病院へ搬送され、うち1人は重傷を負った。
(編集部)

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