超凶悪事件の犯人を駆り立てたフィクション作品5つ! 銃乱射、兄弟殺し、KKK復興… 『ライ麦畑でつかまえて』も危険な小説だった!?
「事実は小説よりも奇なり」という言葉もあるが、フィクションに影響されて人を殺める者もいるようだ。今回は、小説やゲーム、映画などに影響されて殺人を起こした実際の事件をご紹介していこう。
■小説『ハイスクール・パニック』

1977年に発表された、米国人作家リチャード・バックマンによる長編小説『ハイスクール・パニック』(原題:『Rage』)。同書は、現在世界各国で絶版状態になっている。その理由は、作中の内容が“銃乱射事件”を思い起こさせるから。絶版は作者自らが決断に踏み切ったという。
実際、1988年の「サンガブリエル高校立てこもり事件」や、1997年の「ヒース高校射撃事件」など、1980~90年代にかけて米国で銃乱射事件を引き起こした犯人の多くが『ハイスクール・パニック』を読んでいたことが判明している。特に「サンガブリエル高校立てこもり事件」を起こしたジェフリー・ライン・コックスは、クウェート航空422便ハイジャック事件(1988年)及び同書に触発されて事件を起こしたと供述している。ちなみに、作者のリチャード・バックマンは、“ホラーの帝王”と呼ばれるスティーヴン・キングの変名だ。

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コメント
はあ?だったら数えきれないほど出版されてる推理小説なんかどうしろっていうんだ?小説や映画自体を悪者扱いはおかしいだろ!非難されるべきは現実と虚構の区別がつかないアホ共だろうが!!
『ライ麦畑でつかまえて』については、単なる、時代を超えたベストセラーだってことだよ。
そんな論法が通るのなら、日本の昭和期に起こされた事件の犯人の食卓のほとんどにはいつもご飯があったようで、昭和期の品種改良される以前のご飯は、凶悪事件の犯人を駆り立てたと考えられる。
ってことになってしまうぞ。