お茶の水女子大「LGBT支援」は超先進的でカッコイイ!! だからこそ罠が…元女子大教授が指摘!
ハイパースカトロジスト(超糞便学者)としても知られる稀代の哲学者・三浦俊彦(東京大学教授)が、世の中の“ウンコな正論”を哲学的直観で分析する【超スカトロジスト時評】――
2020年度からトランスジェンダー女性を受け入れる。お茶の水女子大学が記者会見でそう発表したのは2018年7月10日でした。出願資格を「戸籍が女子」から「戸籍または性自認が女子」へ広げたわけですね。
これは事件です。2014年以来、アメリカの女子大が先例を作っているとはいえ、ずっと見よう見まねでいけるはずもありませんから。
世間の反応はだいたい好意的でした。むろん低俗な冷やかしもありましたが。百田尚樹のこんなツイートとか。
「よーし、今から受験勉強に挑戦して、2020年にお茶の水女子大学に入学を目指すぞ!」
それにしても「百田のカミングアウト」を誰ひとり応援しようとしなかったのはなぜでしょう。当り前だろ、あんなオッサンの性自認が女なんてウソだ――てわけですよね。思えば露骨な外見差別ですが、せっかくだからあのツイート、生産的な提言として捉えてみませんか。「俺みたいなやつが出願してきたらどうするの?」という問題提起なのだと。
ではやってみましょう、思考実験。
A……外見と言動が〈百田尚樹〉な18歳♂
B……外見と言動が〈佐藤かよ〉な18歳♂
この二人、書類審査と学力試験は同点でクリアし、面接に進みました。AとB、同等の評価を受けるでしょうか?
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊お茶の水女子大「LGBT支援」は超先進的でカッコイイ!! だからこそ罠が…元女子大教授が指摘!のページです。LGBT、トランスジェンダー、哲学、正論、超スカトロジスト時評、お茶の水女子大学、お茶大、入学許可などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで