【身体改造人間】舌真っ二つ、頭に角、顔面にホワイトタトゥー…ラス・フォックスが来日
舌真っ二つ、頭に角、顔面にホワイトタトゥー…ラス・フォックスが来日&生対面!(ケロッピー前田インタビュー)
――すごいですね! 私もイベントに出演させていただきます!
ケロッピー「来日記念イベントには、ラス・フォックスのみならず、縄文時代のタトゥー復興プロジェクトの縄文族の方々、サイバーセキュリティの会社スプラウトの代表・高野聖玄さんにもご出演いただきます。フリーペーパー『縄文ZINE』の望月昭秀編集長や映画監督の土屋豊さんにも」
――すごい豪華メンバーじゃないですか!
ケロッピー「そうなですよ。ゲストの方々にラス・フォックスを見せたいということもありますけど。同時に、ラスさんに日本のいろいろなカルチャーについて知ってもらえるようなイベントになればいいなと思います。記念写真コーナーもありますし、観客の方々にもどんどん参加していただいて、楽しんでもらえればと思います。もちろん、ボディハッキングのデモンストレーションも計画しています」
――内容も豊富ですね。
ケロッピー「いま、身体改造の最前線は、ボディハッキング。このジャンルからどんな新しいものが生まれるのか、その“生まれる瞬間”を見逃さないことこそが重要だと思うんです。海外だとBBCテレビが特集番組をやっているようなジャンルです。もはやカウンターカルチャーの枠に収まらず、新しいテクノロジーとして世界的に注目されているんです。iPhone、ウェアラブルときて、次なるITの最前線はボディハッキングという意見もありますから」
――ラス・フォックスさんの来日、楽しみですね。
ケロッピー「実は、ラス・フォックスさんは、つい先日までメキシコに行っていたんです。そして、日本のあとには再びメキシコに行くという。実際、いま、身体改造はメキシコを中心とした中南米で大きなブームとなっているんです。そこら辺のレポートも去年やっているじゃないですか!」
――おおっ、身体改造四天王の取材でメキシコに行かれてましたね!
ケロッピー「メキシコを始めとする中南米で、マヤ、アステカといった古代文明の時代に身体改造が盛んだったことから、現代において身体改造がブームになっているって、最高のかっこいいじゃないですか!」
――そうですね。メル・ギブソン監督の映画『アポカリプト』は観ています。
ケロッピー「あの映画も中南米での身体改造ブームのきっかけのひとつです。それでいうと、日本も縄文時代にはタトゥーばかりか、抜歯や巨大な耳のピアス、頭蓋骨に穴を開けるトレパネーションまで行われていたことがわかっているんです。そこら辺のこともラスさんに教えてあげたいんですよ」
――なるほど。
ケロッピー「身体改造というカウンターカルチャーを通して、古代から未来まで一望できるともいえます。そういう視野から現代を見渡すと、もっといろんなものが見えてくると思うんです」
――そうですね。それがロルフさんとか、ラスさんといった改造人間の方々にも集約されている感じがしますね。
ケロッピー「それが、コンセプトトランスフォーメーションなんですよ。ひとつのわかりやすい存在として彼らがいます。単なるびっくり人間ではない。あるコンセプトに基づいて、全身と全人生を賭けて、大きな実験をしているわけです。そして、ぼくらに何かを気づかせてくれる。そこに何を発見するかは人それぞれでいいんです。それは、原始時代からサイボーグが登場する未来までを横断して、誰に対しても衝撃を与え得るような『人間とは何か?』というような根源的なメッセージだとぼくは思っています」
――そうですね。まずは、ラス・フォックスさん来日の現場に立ち会うことで、私も驚異のカウンターカルチャー、身体改造というものをしっかりと体感してみようと思います。
ケロッピー「じゃあ、皆さん、会場で会いましょう!」
(つづく)
【イベント情報】
ケロッピー前田 presents “Meet The サイボーグ” ラス・フォックス 来日イベント!
●1月24日(木)19:00- @阿佐ヶ谷ロフトA
●イベント詳細URLはこちら!
<イベントフライヤー>
Russ Foxx(ラス・フォックス)
カナダ・バンクーバーを拠点として活躍する身体改造アーティスト。体内にマイクロチップ、マグネット、電子機器などを埋め込むボディハッキングを得意とし、新世代の身体改造をリードする。
公式サイト:russfoxx.com
『クレイジージャーニー』に登場したあの改造人間が日本にやって来る!
ロルフを超える? 本邦初のボディハッキング・ミーティング! 記念撮影タイムあり!
スプリットタン(蛇舌)! 頭に角(インプラント)! 顔面にホワイトタトゥー! 体内にマイクロチップやマグネットを埋め込み自宅の鍵も不要! 身体改造カルチャーの最先端をラス・フォックスが身を持って完全解説! 縄文タトゥー復興プロジェクト「縄文族」の方々、日本のサイバーセキュリティ専門家など、豪華ゲストがラスを迎え撃つ!
【出演】ラス・フォックス(身体改造アーティスト)/ケロッピー前田(身体改造ジャーナリスト)【ゲスト】角由紀子(TOCANA編集長)/望月昭秀(縄文ZINE)/高野聖玄(サイバーセキュリティ企業スプラウト代表)/土屋豊(映画監督)/大島托(彫師・縄文族)/有賀慎吾(美術家)/辻陽介(編集者)他
【日時・場所】
1月24日(木)OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥2,000 / 当日¥2,500(飲食代別 ※要1オーダー¥500以上)
阿佐ヶ谷ロフトA(杉並区阿佐谷南1-36-16ーB1:03-5929-3445)
サポート:NPOヒューマンビーイングクラブ
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
■ケロッピー前田(けろっぴー・まえだ)
1965年東京生まれ、千葉大学工学部卒、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーランス。世界のカウンターカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『ブブカ』『バースト』『タトゥー・バースト』(ともに白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。近年は、現代アート、ハッカー、陰謀論などのジャンルにおいても海外情報収集能力を駆使した執筆を展開している。著書に、前田亮一『今を生き抜くための70年代オカルト』(光文社新書)、『クレイジートリップ』(三才ブックス)など。昨年は、TBS人気番組『クレイジージャーニー』でノルウェーのボディサスペンション世界大会を紹介し、過去の番組で反響の大きかった“極限の光景”ベスト10にて、第一位に選ばれている。
公式twitter:@keroppymaeda
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2024.10.02 20:00心霊舌真っ二つ、頭に角、顔面にホワイトタトゥー…ラス・フォックスが来日&生対面!(ケロッピー前田インタビュー)のページです。身体改造、ケロッピー前田、クレイジージャーニー、ボディサスペンション、ボディハッキング、ロルフ、ラス・フォックスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで