ロシアが「エホバの証人」を超過激組織認定、ただの一般信者でも懲役6年! プーチンの宗教弾圧がヤバイ

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画像は「getty images」より引用

 クリステンセン氏はロシア憲法で保障されている信仰の自由の権利を行使しただけだとして無罪を主張しており、クリステンセン氏の祖国であるデンマークのアンダース・サムエルセン外相も、ロシアに対し信仰の自由を尊重することを求めるとともに、エホバの証人をテロ集団に分類したことに対し厳しい批判を浴びせている。

 ところで、今回の判決に対し無神論国家だったソビエト連邦を想起させるとの声もあがっているが、これは実情とかけ離れた指摘だ。ロシアは無神論国家どころか極めて排他的な宗教国家だからである。

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キリル総主教「Wikipedia」より引用

 プーチン大統領はエホバの証人など国外から流入してきた外来宗教に対しては厳しい姿勢を見せているが、国内のマジョリティ宗教であるロシア正教は手厚く庇護している。ロシア正教会のトップであるキリル総主教とプーチン大統領の癒着は以前から指摘されており、ロシアには政教分離がないとも言われているのだ。これはプーチン大統領が、ロシア正教をロシアナショナリズム形成の支柱の1つとして見ているためであり、マイノリティ宗教の弾圧も保守的な精神を温存するための戦略に過ぎない。


 いずれにしろ、クリステンセン氏に下された有罪判決が先例となり今後続々とエホバの証人信者が刑務所に送られる事態もあり得る。さらには他のマイノリティ宗教も弾圧の対象となっていくかもしれない。今後、ロシアの宗教弾圧に対し国際的な批難の声が強まっていくことは間違いないだろう。

(編集部)

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