林眞須美は冤罪! 毒カレー事件の真犯人はこいつだ! 死刑囚取材人・片岡健インタビュ―! 殺人犯は目が綺麗、低身長、トイレ汚いの真相も
■冤罪が発覚しやすくなった背景
——では、まずは冤罪じゃないかという疑いから死刑囚に興味を持ったのですね。
片岡 そうですね。そこから事実とされていたこととは違うものが見えてきたんです。その後は冤罪の取材をしていたのですが、そのなかで「本当に殺った人にも取材したいな」と思うようになっていきました。
そして、実際に会って取材しているうちに自分が想像していたのとは違うなと思い始めたんです。
——死刑囚の取材をやり始めたのはいつぐらい?
片岡 眞須美とは2007年に会っていますが、死刑囚の取材を本格的に始めたのは2013年ぐらいですね。
——本書の中でも1人冤罪の疑いがある死刑囚がいますよね。近年は、無実の罪を着せられる冤罪事件が注目を浴びていますが、冤罪は今、多いのでしょうか?
片岡 多いですね。「埼玉・愛犬家殺人事件」の首謀者・関根元の妻である風間博子は、死体の解体を関根に無理やり手伝わされたぐらいで実際には殺っていない。
冤罪は以前からあったと思うのですが、昔に比べて今のほうが発覚しやすいです。以前は、その人が冤罪だということに世間が気付かなかったと思うんです。
でも今は、マスコミも冤罪が生まれるということがわかってきたし、世間の目も厳しいので割と気付かれやすくなった。
眞須美も昔は真っ黒だと思われていたのですが、最近は「ちょっと違うんじゃないか?」と思われてきている。インターネットで情報が出回るようになることで変化してきたのではないでしょうか。
——冤罪じゃないかという世論が高まると警察が動かされるというのはあるのでしょうか?
片岡 警察はないと思いますが、裁判所はあるでしょうね。それで無罪判決が出やすくなるということはあると思います。
警察が動くのは逆の場合で、「アイツが黒だ!」と世間が騒ぐとシロの人を捕まえてしまうということはあります。
■殺人犯は目がきれい
——―以前、人殺しをした人は目に特徴が出るという話を聞いたことがあります。以前、インタビューさせていただいた漫画家・ライターの村田らむさんは「目にモザイクがかかってぼやけたように見える」とおっしゃっていました。片岡さんは実際に死刑囚に会ってみてどういう印象でしたか?
片岡 目で言えば、きれいな目をしていて、あどけない感じがする人もいますね。
本書にも登場する高柳和也は特に目がきれいでしたね。ちょっと潤んでいる感じの瞳をしていて、目の形も美しいです。私が会った時は40代後半でしたが、30代前半ぐらいの青年のような若々しさがありました。筧千佐子は年も年なので、目の周りが黒ずんでいましたけれど。
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2024.10.02 20:00心霊林眞須美は冤罪! 毒カレー事件の真犯人はこいつだ! 死刑囚取材人・片岡健インタビュ―! 殺人犯は目が綺麗、低身長、トイレ汚いの真相ものページです。白神じゅりこ、死刑囚、冤罪、風間博子、片岡健、林眞須美などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで