死刑囚取材人・片岡健の新刊『平成監獄面会記』がヤバイ! 女性死刑囚からの口説き、残酷殺害、優遇される殺人者…!

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画像は「Getty Images」より引用

■報道と違う死刑囚

——取材された中で、どの犯人がもっともメディアとのイメージとのギャップに衝撃を受けましたか?

片岡 本書の中で言えば、藤城康孝ですよね。彼は、一晩に7人殺していますが、実際見たら背は低いし、手足は細いし。弱っちいなという印象でしたね。

——どこにそんな力があるのかと?

片岡 そんな感じですよね。7人殺すってすごい体力いると思いますので。判決文を読んでいると、はしごをかけて隣の家に2階の窓から侵入して追いかけ回したりして、若い女性なんか必死に自分の部屋のドアを閉めようとしているのに、それを強引に開けて中に入って刺す。そういうことをしている。

——なのに実際会ってみると小柄で細くて……

片岡 そうですね。そうとう痩せこけていますよね。女性よりもさらに細い腕をしています。

——メディアだと藤城はどういう報道のされ方をしていましたか?

片岡 粗暴な男とは報道していましたね。小柄とかいうことは報道していないです。

 

■見た目が弱いからこそ内にエネルギーが溜まる

——そんな残虐な殺し方をして本人は反省しているんですか?

片岡 まったく反省してないです。なので、この人は精神異常ですよね。実際、精神鑑定でも精神異常と出ていますし。だんだん妄想が広がったのじゃないでしょうか。周りの人たちも見た目が弱そうだからか、藤城が何か変なことをやらかしたら「何してるんだ。このやろ!」と言い返すこともあったようです。

——小さくて見た目が弱い人ってなめられやすくてフラストレーションが溜まりやすそうですよね。

片岡 そうですね。周囲の人たちも藤城の見た目が強ければそんなに言い返したりしなかったと思う。

——けれどそういう弱々しい人ほど内に憎しみのエネルギーを溜めていて爆発すると怖い。

片岡 そうですね。藤城はかなり小出しにはしていましたが。事件直前にはかなり怒鳴ったりしていました。子供の頃からナイフを振り回したりしていたんです。元からおかしかったのですが、爆発したのが事件だった。

——もっと早くに専門的な医師にみせるなり家族が専門的な機関に相談するとか処置をしていたら防げたのかも知れませんね。

片岡 母親と2人暮らしだったみたいですが、藤城の家族はそんなことできなかったんじゃないですかね。

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