統合失調症、躁うつ、認知症…“認識が成り立たない家族”の生活を不動産執行人が暴露!
統合失調症、躁うつ、認知症…“認識が成り立たない家族”の生活を不動産執行人が暴露! 耳を切り取られた“息子”に一体なにが!?
押し入れがピシャリと閉まる音と共に胸を撫で下ろしたのもつかの間、債務者の母親が我々を呼び寄せ耳打ちする。
「本当はね、この子、私が産んだ、私の子なの」
どうやら膝の上で小さく丸まるトイプードルを、債務者の母親も自分が産んだ息子と認識しているようだ。
やはりこの物件の住人それぞれが認識問題を抱えているようにも思える。
とはいえ、不動産執行の現場には相続や訴訟を巡る思惑からの“詐病”という事例も少なくないため、全てを真正面から捉えられない癖のようなものも身についている。
そんな半信半疑な思いのまま規定の説明を終え、物件を後にしようと玄関先で靴を履いていると、お見送りにトイプードルの“息子さん”がトコトコと玄関まで出向いてくれた。
その可愛らしい足音にふと振り返った我々は、一瞬にして言葉を奪われることになる。
耳と尻尾が切り取られていたのだ――。
この物件に住むものの誰に正常な判断力や、主張の正当性、一般的に“常識”と呼ばれる価値観の認識があったのだろうか…。
「うーん、わかんねえ。サッパリわかんねえ」「何がなんだかわかんねえ……」
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2024.10.02 20:00心霊統合失調症、躁うつ、認知症…“認識が成り立たない家族”の生活を不動産執行人が暴露! 耳を切り取られた“息子”に一体なにが!?のページです。犬、統合失調症、認知症、ニポポ、不動産執行、暗黒物件、躁うつなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで