樹海で自殺者撮影のユーチューバーが「地球平面説は正しい」と主張? 洗脳されるファン出現の危険…南極探検で新たな波紋
この度肝を抜く宣言は彼らのドキュメンタリー映画『フラットアース:世界の果てまで行って見てくる(The Flat Earth: To The Edge And Back)』のリリースに先駆け行われた。予告編を見ると、まるでデキの悪い“都市伝説”モノの番宣のようだが、実はこの映画、ドキュメンタリーの形をとった茶番劇なのだ。
とはいえ、どんな荒唐無稽な内容であっても、ポール兄弟級のインフルエンサーの発言に、すっかり洗脳されてしまう観客が出ないとは言い切れない。すでに、科学者たちからは批判の声も上がっているという。
■地球は丸いと考えるミレニアル世代は66%
英国のリサーチ会社「YouGov」が、アメリカに住む8,215人の成人を対象に行った世論調査では、84%が「地球は丸い」と回答している。だが、18歳~24歳の、いわゆる「ミレニアル世代」に限定すると、これが66%にまで落ち込んでしまう。これは由々しき事態ではなかろうか。ただ、ひょっとしたら「そんなこと常識だろう」というのは、アタマが固くなった世代のマインドセットなのかもしれない。そんなふうに常識を疑ってみることも確かに大事だ。
ローガン人気は、すでに陰りを見せている。昨日までのスーパースターが一夜明ければ、見向きもされなくなるのはユーチューバーの宿命だが、彼がこれほど大掛かりな悪ふざけを敢行する理由が、失った栄光や動画のアクセス数を取り戻すためだとしたら、正真正銘、まさに死にものぐるいなんだろう。
かつて、ローガンの美しい横顔からは無邪気な笑顔がこぼれていた。しかし今の彼には緊張感が漂っている。ジョークを必死に連発しながら、オチがどこにあるか、本人すらわからなくなってしまっているのかもしれない。
参考:「Alien UFO Sightings」、「Express」、「Live Science」ほか
文=佐藤Kay
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2024.10.02 20:00心霊樹海で自殺者撮影のユーチューバーが「地球平面説は正しい」と主張? 洗脳されるファン出現の危険…南極探検で新たな波紋のページです。南極大陸、陰謀論、佐藤Kay、地球平面説、ユーチューバー、ローガン・ポール、ミレニアル世代などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで