やっぱりアレクサはすべての会話を聞いて録音→Amazon従業員が聞いてタグ付けしていたと発覚! 広報担当者の“言い訳”がヤバイ!
アマゾンのアレクサを既に使っているという人や、あるいは使ってみようか思案中の方も多いだろう。しかし最近では、夫婦が交わした会話が、アレクサによって知人に送り付けられたり、アレクサが突如笑い出したなどの不気味な事件が起きているのだが――。
■アレクサの音声録音がアマゾンのスタッフによって分析されている
そして今度は「アレクサは技術的には常に声を録音することができ、また実際は、ユーザーが起動ワードを喋るかを探知するため常に聞いている」事が分かったのだ。録音された私的な会話が、他人によって聞かれていると分かった場合、それでもあなたはアレクサを家に招き入れたいだろうか。
今年4月、米国のブルームバーグ紙が「アレクサの音声録音のサンプル」がアマゾンのスタッフによって分析されていることを暴露し、アマゾン社はそれを認めた。
アマゾン社によると、何千もの録音がスタッフによって分析され、ソフトウェアにフィードバックされる前に文字として記録され、タグ付けが手作業で行われているという。
この業務を担うチームは米ボストン、コスタリカ、インド、ルーマニアなどの世界各地に散らばっており、スタッフは請負業者、そしてフルタイムのアマゾン社員で構成されている。
そのうちの1つ、ルーマニアの首都であるブカレストオフィスに勤務する2人の従業員によれば、仕事は1シフトにつき最大1000個の録音クリップを解析することで、1日9時間勤務だという。そして、この任務についているスタッフは、仕事内容を話すことを禁止する秘密保持契約に署名させられている。
そのスタッフによると、その仕事は日常的で、ほとんど流れ作業のようなものらしい。しかし時には、犯罪行為と思われる録音を耳にすることもあり、その中には、助けを求めて叫んでいる子ども、そして明確に性的暴行が起きている録音もあったという。
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