【未解決事件】 ググっても出ない“立川市の老女全裸殺人事件”を事件記者が暴露!
【未解決事件】 ググっても出ない“立川市の老女全裸殺人事件”を事件記者が暴露!「八王子スーパーナンペイ事件」と関連か?
コールドケース。犯人検挙に至らぬまま、未解決になっている事件のことである。1000万人に迫る人々がひしめく首都・東京にも、真相が明らかにならないまま、“絶対零度”の世界に封じ込められて時を刻むことをやめたコールドケースが複数存在する。
上智大生殺人放火事件、世田谷一家殺害事件……。マスコミが繰り返し取り上げる有名事件がある一方で、90年代から2000年代にかけて我々が暮らす街のあちこちに血塗られた負の遺産の数々が眠っていることをご存じだろうか。本連載では、事件記者が忘れ去られた「平成のコールドケース」の数々を振り返り、時代背景とともに検証していく。
1995年7月8日、東京都立川市高松町のアパート1階の一室で年老いた女性の遺体が発見された。
当時の新聞報道によると、遺体を見つけたのはアパートの大家の男性(45)。布団の中で息絶えていたのはこの部屋に住む無職の女性(69)だった。
女性は発見時、布団の中で仰向けの状態。首には手で絞められた時にできる内出血の痕があり、現場に臨場した警視庁捜査1課は殺人事件と断定。所轄の立川署に捜査本部を設置し、捜査を開始した。
事件があった部屋は6畳一間。発見された時、死後1日が経過しており、女性は草色のカーディガンの下に白い半袖シャツを着込んでいたが、下半身には何も身につけていなかった。その一方で、室内には物色した形跡があり、室内にあったカバンの中にあった財布は空っぽだったという。
殺された女性は1987年10月から現場アパートで1人暮らしをしていた。狭い6畳間で還暦を迎え、古希を迎える直前に命を絶たれた。普段から鍵をかけていなかったといい、事件の際も玄関は開いたままだった。
事件からおよそ24年。現場はどうなっているのか、と住所をたどると、同じ住所地に2010年1月、新たにスラブ造りのマンションが建設されていた。
メディアによる目立った続報は見当たらなかった。捜査は進展した兆しがなく、環境の変化によっても事件が急速に風化していっただろうことは想像に難くない。
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2024.10.02 20:00心霊【未解決事件】 ググっても出ない“立川市の老女全裸殺人事件”を事件記者が暴露!「八王子スーパーナンペイ事件」と関連か?のページです。八王子、KYAN岬、スーパーナンペイなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで