今朝の宮崎地震は「南海トラフ巨大地震」前兆の可能性大! 東大教授も激怒、関連を否定した政府は大罪だ!
10日朝、宮崎県沖の日向灘でM6.3の地震が発生した。今回の地震は大陸プレートとフィリピン海プレートの境界で起こったものであり、南海トラフ地震との関連が懸念されるが、気象庁は「直ちに南海トラフでの巨大地震につながるものではない」、「今回は規模がそこまででなく、調査を始めるかどうかの検討もしなかった」と、南海トラフ地震との関連を否定した。
だが、今回の地震に加え、4月18日の台湾・花蓮地震(M6.1)、同月22日、23日のフィリピン北部(M6.1)・中部(M6.4)での地震など、フィリピン海プレートの境界で立て続けに地震が発生している中、本当に安心して良いのだろうか?
地震学者であるロバート・ゲラー氏(東京大学名誉教授)は、今回の地震と南海トラフ地震の関連を否定する学者らをツイッター上で強く批判している。
政府と御用地震学者の「罪」は大。2009年イタリアのラクイラ騒動の教訓をド忘れした。「南海トラフ巨大地震との繋がりがない」は無意味だが、普通の人々は安全宣言として受け止めるだろう。ヤバイ!
政府と御用地震学者が言うべきなのは「日本は地震国であり、いつでもどこでも不意打ちがある」、と。 https://t.co/4PvClgiHAf— Robert Geller (@rjgeller) May 10, 2019
「政府と御用地震学者の『罪』は大。2009年イタリアのラクイラ騒動の教訓をド忘れした。『南海トラフ巨大地震との繋がりがない』は無意味だが、普通の人々は安全宣言として受け止めるだろう。ヤバイ!
政府と御用地震学者が言うべきなのは『日本は地震国であり、いつでもどこでも不意打ちがある』、と」
2009年4月に発生したラクイラ地震(M6.3)では、300人以上が死亡したが、発生前に群発地震が大地震にはつながらないと発表した科学者たちがいたため、被害が拡大したと言われている。
今回の気象庁の発表も人々の防災意識を低める恐れがあるだろう。ゲラー氏が指摘するように、「日本は地震国であり、いつでもどこでも不意打ちがある」のだから、防災意識は常に持ち続けなければならないのだ。
2014年にはトカナ随一の地震研究家である百瀬直也氏も、日向灘地震は南海トラフ地震の引き金となる可能性を指摘している。以下、その記事を再掲する。巨大地震は「いつ起こってもおかしくない」ものとして警戒を怠らないようにしたい。
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今年8月29日4時14分頃、日向灘(宮崎県東部沖合の海域)でM6.1、最大震度4の地震が発生した。ほぼ時を前後して、日向灘周辺ではM3~M5規模の地震も起きている。過去、この海域では周期的にM7クラスの大地震が発生しているのだが、一方で政府の「地震調査研究推進本部」が公開する資料『日向灘および南西諸島海溝周辺の地震活動の長期評価について』を見ると、今後も「M7.6前後の大地震が発生する可能性がある」と言及こそなされているものの、その発生確率は10%と低く見積もられているようだ。
しかし、日向灘の地震が宮崎県東部沖合への影響のみに留まらず、「南海トラフ(四国沖から駿河湾の海底に存在する溝)で起きる巨大地震の引き金になる」との説も唱えられている。その理由の一つには、日向灘が南海トラフの西端に位置していることが挙げられるのだが……。今回は、日向灘の地震と巨大地震の関係について考えてみたい。
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2024.10.02 20:00心霊今朝の宮崎地震は「南海トラフ巨大地震」前兆の可能性大! 東大教授も激怒、関連を否定した政府は大罪だ!のページです。百瀬直也、日向灘、地震、宮崎県、南海トラフ巨大地震、リング・オブ・ファイア、フィリピン海プレート、ロバート・ゲラーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで