米大統領有力女性候補トゥルシー・ギャバードが「影の政府(ディープステート)」と戦う決意を表明! モンサント、アサンジ、スノーデンにも言及!

 2020年に行われる米大統領選挙。既に現大統領のトランプを含む26人が立候補を表明している。「ワシントンポスト」「ガーディアン」紙等複数メディアは、有力女性候補11名の1人としてトゥルシー・ギャバードを紹介している――。

参照:https://www.collective-evolution.com/2019/05/22/presidential-candidate-tulsi-gabbard-would-drop-charges-on-julian-assange-pardon-edward-snowden/

■台風の目になるか? トゥルシー・ギャバードが語る米国の「影の政府」

 トゥルシー・ギャバードは現在38歳。ハワイ第2区選出のアメリカ合衆国下院議員で2012年初当選。米国議会初のサモア系議員かつ米国議会初のヒンドゥー教徒である(Wikipediaより)。

米大統領有力女性候補トゥルシー・ギャバードが「影の政府(ディープステート)」と戦う決意を表明! モンサント、アサンジ、スノーデンにも言及!の画像1
「Collective Evolution」の記事より

 ギャバードは下院議員に選出されて以来、多くの目覚ましい活動をしている。最も有名なのは、「武装テロ行為防止法」(テロリストグループに直接、もしくは間接的な米国政府の資金の使用を禁止する法律)の立法を率先していることだ。

 ギャバードの大きな(そして他の候補者と違う)特徴は、戦争の裏にある政治的動機、米国の政治に裏で力を持つ大企業…(トカナ的にはいわゆるディープステートやイルミナティ)について、率直な批判を述べていることだ。

 だが、ギャバードの政治資金は、トランプがそうであったように、支援者からのものであり、大企業からの大口献金などのサポートはない。ただしトランプは政治資金の大部分を自己の財産で賄うことができる強みがある。はたして、ギャバ―ドのように、大企業や米国エスタブリッシュメントとの癒着がなく、大富豪でもない人物が、本当に大統領になることができるのだろうか。

■米国の「影の政府」

 ギャバ-ドはインタビューで、これらの「政府と企業のつながり」について下記のようにふれている。

米国は、真の意味で民主主義とは言えません。米国政府は『より強い権力』によって支配されており、大企業が政府の政策に介入していることは明白です

 そのよい例は、政府の食品医薬品局(FDA)の元職員の多くが、悪名高いモンサント社(現バイエル)に雇用されていること、そして逆のルート――企業から政府組織に招かれる道筋――があることでも明らかだという。

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