「人類は人肉を食べる準備をせよ」学者が本気提言! 人肉食タブーは「保守的」だと批判!

■人肉食の科学

 ただ残念なことに、この講演会では人肉食の科学的見地からの考察はなされなかったらしい。米ニュースメディア「The Epoch Times」の記事(9月4日付)では、パプワニュ―ギニアの先住民が人肉食によってクールー病という奇病に感染したことを指摘する。この病気は牛海綿状脳症(BSE)と似たプリオン病で、病原性の異常プリオンタンパク質に汚染された脳などを食べることで感染し、やがて死に至る恐ろしい病である。

 また、そもそも人間は食用にするには栄養価が低いという説もある。英ブライトン大学のジェームズ・コール氏は2017年に発表した論文で、体重66キロの成人男性の総カロリーを14万4千kcalと推定しているが、筋肉は1キロ当たり1400kcal程度しかなく、イノシシやビーバー(肉1キロ当たり4000kcal)などの方がはるかに効率の良い食べ物なのだ。

 他に食べ物のない緊急事態において人肉は選択肢の一つであるが、そうでなければ、栄養価においても安全面においてもそれほど適切な食べ物ではなく、常食するようなものでもない。

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画像は「Getty Images」より引用

 とはいえ、「The Epoch Times」の記事によれば、この講演の核心は「我々人間は自分勝手すぎて、持続可能には生きられないのか?」という問いのようだ。人肉食とはその問いの象徴のようなもので、「悲惨な未来が待っているかもしれないのに、このままでよいのか?」ということを考えるきっかけに過ぎないのである。

参考:「The Epoch Times

編集部

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