リアル「エスター」事件発生!8歳少女を養子に迎えたら、実は22歳のサイコパスと判明、大事件に発展中! 殺害予告も…
そして今になってバーネット元夫妻(2015年に離婚)が逮捕されることになった。なんと、2014年にナタリア本人が警察に対し、里親が自分を一人置いてカナダに行ったと証言していたそうだ。それから5年間警察が何をしていたかは謎だが、今年9月5日に警察は元夫のマイケル・バーネットに事情聴取している。そして、にわかに信じられないことだが、彼はナタリアが“子ども”だと知っていたと証言しているのだ。さらにクリスティンから「ナタリアは子どもに見えるけど、実は22歳だと人には言え」と指示を受けていたとまで。
さらに、今年9月11日の宣誓供述書によると、2010年にナタリアの骨密度測定をしたリッグス医師は、ナタリアの年齢を8歳だとしており、2年後に行った頭蓋骨の測定では11歳だと結論していたという。クリスティンの話と全く違う結果だ。
だが、これまた奇妙なことに、ナタリアの年齢が22歳であることは2016年の裁判で再確認されているのだ。どこからナタリアの噂を聞いたのか、1組の夫婦が彼女の保護者になるため、ナタリアの元の生年(2002年)を回復するための裁判を起こしたのである。この裁判はナタリアの医療記録から、彼女を知る人物の証人喚問まで徹底して行われ、最終的にナタリアは22歳であることが決定された。結果、夫婦はナタリアの養育を諦めるより他なかった。
では、なぜマイケルは今になってナタリアは子どもであると警察に語ったのか? マイケルの弁護士であるテレンス・キナード氏によると、マイケルの取り調べは弁護士不在のまま急に行われたため、文脈から切り離された発言が記録されている恐れがあるという。マイケル自身、ナタリアが子どもであるとは決して言っていないと主張しているそうだ。また、2010年にナタリアを8歳だと認定した医療記録も恣意的に選ばれたものであり、それ以外のものが考慮されていないとも。
奇妙なことに、マイケルを取り調べた警察官は2016年の裁判にいた人物だったという。そうであれば、ナタリアが公式に22歳だということは承知していることになるが……。随分ややこしい事件だが、警察の動きは最初からおかしなものだった。ナタリアについて警察が初めて動いたのは2012年のこと。移民詐欺の線で調査し、FBI(アメリカ連邦捜査局)やICE(アメリカ合衆国移民・関税執行局)にも捜査協力が要請したが、当時のことを知る地元の警察官によると、FBIはその後調査を続けた様子はなかったとのことだ。
警察、そしてFBIはなぜ2012年当時に徹底した調査を行わなかったのか? なぜ公式にナタリアが大人であると決定した後に、バーネット元夫妻に疑いの目を向けているのか? 現時点では全てが謎である。
すでにバーネット元夫妻は保釈金を払い釈放されているが、現地時間24日に開かれる裁判所での聴聞会に出席する予定だ。この事件はどんな結末を迎えるのか、そしてナタリアの素性とは……? 今回の裁判で全てが明らかになることに期待したい。
27日にリアルエスター事件の続報が出ました。ナタリアの現在が明らかに……。
続報はコチラ!
参考:「The Telegraph」、「Daily Mail」、「The Sun」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊リアル「エスター」事件発生!8歳少女を養子に迎えたら、実は22歳のサイコパスと判明、大事件に発展中! 殺害予告も…のページです。アメリカ、ウクライナ、移民、子ども、養子、偽物、大人、年齢などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで