リアル「エスター」事件発生!8歳少女を養子に迎えたら、実は22歳のサイコパスと判明、大事件に発展中! 殺害予告も…
だが、この時からナタリアの行動が常軌を逸し始めたという。赤ん坊を攻撃したり、子どもっぽいものを嘲笑するような態度を取るようになっていったそうだ。2011年には、自分の血でバスルームの鏡にバーネット夫妻を脅迫する文言を書くこともあったという。他にも深夜に眠っているバーネット夫妻を気味悪く見下ろしていたこともあり、身の危険を感じ家中の刃物を隠したそうだ。さらに、クリスティンのコーヒーにナタリアが漂白剤を入れているのを見つけ、問い質したところ、「毒殺してやる」と答えたというから恐ろしい。
さらに、ナタリアには大人しか発症しないいくつかの精神病が見られ、2012年頃には精神病院に数日~数週間の治療入院をすることもあったそうだ。ところが、治療もあまり効果がなかったようで、同年の誕生日会でナタリアはクリスティンを電気フェンスに押し付けようとしたという……。
自身の身の危険を感じたクリスティンは再びナタリアの年齢測定を依頼。この時は18歳だと結論された。医師の1人はバーネット夫妻に「ナタリアが2003年生まれというのは明らかな間違い」「子どもになりすましている」といった趣旨の手紙を書いている。
そして2012年6月にインディアナ州マリオン郡上級裁判所は、ナタリアは1989年9月4日生まれの22歳(当時)だと認定した。
ナタリアが大人だと公式に認定されたことで養育義務から解放されたため、バーネット夫妻はナタリアを米国に置いたまま、実子であるジェイコブの教育のためカナダに移住した。だが、夫妻は完全にナタリアとの関係を絶ったわけではなく、彼女のためにアパートを借り、社会保障番号や身分証の取得を行い、食費補助のフードスタンプも提供したという。ナタリアが問題を起こしアパートを強制退去させられた時、彼女のために新たなアパートを見つけたのもバーネット夫妻だ。ナタリアとは毎日連絡を取り合い、大学への入学を勧めたりもしていたという。
だが2013年に入ると、突如ナタリアからの連絡が途絶えた。心配したクリスティンはナタリアのアパートを訪れるも、そこには彼女の衣服や自転車が放置されたまま、ナタリアは忽然と姿を消してしまっていたそうだ。
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2024.10.02 20:00心霊リアル「エスター」事件発生!8歳少女を養子に迎えたら、実は22歳のサイコパスと判明、大事件に発展中! 殺害予告も…のページです。アメリカ、ウクライナ、移民、子ども、養子、偽物、大人、年齢などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで