ボクシング井上尚弥、勝利するも今後が不安...
ボクシング井上尚弥、勝利するも今後が不安… 「並みのボクサーになる」専門家が最悪の未来を指摘!

7日、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム級決勝が、さいたまスーパーアリーナで行われた。IBF同級王者である”モンスター”井上尚弥と、WBA同級スーパー王者のノニト・ドネアの世紀の一戦。試合前の予想では、スタミナの劣るドネアを中盤以降に井上が仕留めると言われていたが、結果はまさかの12回判定勝利。井上のKO勝利を確信していたファンからは、驚きの声があがっている。
辛勝とはいえ、世界王者と上位ランカーで争われるWBSSで優勝を果たした井上は、名目上バンタム級世界最強となったわけだが、全盛期をとっくに過ぎた36歳のドネア相手に苦戦したその実力は“本物”なのだろうか?
ボクシング観戦歴30年のベテラン・スポーツライターに今回の試合と井上の今後について聞いた。
――率直に今の感想をお聞かせ下さい。
「まず、ドネアが素晴らしかった。近年稀に見るコンディション。それに比べて井上の調子は極めて悪かった。終始、腰高でした。そのせいで踏み込みが甘く、ジャブが拳半分ほど届いていません。おそらく精神的なものでしょう。相当なプレッシャーがあったのだと思います」
――井上は試合中、脚に力が入らなかったそうですが?
「1ラウンド目から井上の腰は高かった。普段なら2ラウンド目から腰を落として、修正してくるのですが、今回は最後までダメでしたね。出血の影響もあると思いますが、それにしても……。もしかしたら、井上はこのまま並みの選手になってしまうかもしれません」
――どういうことですか?
「井上がここまで追い詰められたことはありませんでした。井上も人間ですから、顔面もカットするし、鼻血も出る、それに相手のパンチだって効くんです。そのことを知った井上が、今後決してリスクを冒さない超慎重派のボクサーになる可能性があります。実際にそうして凡庸なボクサーになってしまった才気溢れる人物は多いのです」
――ドネアが井上に恐怖を教えたと?
「そうです。ドネアは井上を本気で倒しにきていました。全盛期を過ぎていると言われるドネアですが、実はこれまで彼がこれほど本気になったことはありません。本気を出したドネアに面食らったというのが井上の本音でしょう。ただ、井上がモンスターだと思わせるシーンもありました。ドネアからダウンを奪った左のボディフックです。カウンター覚悟で踏み込みましたね。並みの選手ならこれは打てない。その典型が前座で判定負けした弟の井上拓真です。井上尚弥が凡人なら弟と同じような結果になっていたでしょう」
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