遺体は燃やさず「溶かして下水に流す or 肥料にする」葬儀が間もなく主流へ! 温暖化対策に最適、超エコな“水の火葬”が素晴らしい!

■死んで“土に還る”新しい葬送

 アメリカとイギリスの一部の火葬施設では、フィルタリングシステムを設置して排出量をコントロールする措置を講じているのだが、これらは歯の詰め物の水銀などの汚染物質を取り除くことしかできず、二酸化炭素排出量そのものを削減することはできない。

 そして今年5月、米・ワシントン州は人間の遺体の堆肥化を承認した最初の州になった。認可された施設では液化した遺体を数週間かけて木材チップや藁などの物質を混ぜて土に変える「自然有機還元(natural organic reduction)」のサービスを提供できるという。

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「Daily Mail」の記事より

 手押しの一輪車2台分ほどの土が提供されるということで、“故人の土”としてさまざまな活用ができそうだ。この土に木を植えれば、まさに故人を記念するものになるだろう。

 まさに“土に還る”というこの新しい葬送は、地球にやさしいことはもちろん、将来的にはお墓の概念を変えるものになるかもしれない。お墓という“不動産”が今後も必要なのかどうか、アルカリ加水分解葬はそれを考えるきっかけにもなりそうだ。


参考:「Daily Mail」、 「National Geographic」、ほか

文=仲田しんじ

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