27の新しい古代マヤ遺跡が発見される! 朽ちた遺跡を再び蘇らせるLiDARマップの成果!

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 日本人考古学者の発見を支えたのは、最新技術が駆使された『無料の地図』だった! 考古学に発展をもたらす“LiDAR”の革新性とは――。

 

■謎多きメソアメリカ文明

 15世紀、ヨーロッパ人到来目前の中央アメリカ大陸では、原住民たちの巨大な文明が隆盛を極めていた。

 一部はすでに衰退傾向にあったが、メキシコ高原のアステカ帝国を征服したスペイン人エルナン・コルテスの部下が残した記述によれば、その首都テノチティトランは、西洋のどの大都市よりも見事な繁栄ぶりであったという。

画像は「Wikimedia Commons」より

 今日、その面影は各地に残る遺跡を通じて知ることができるが、多くは侵略の混乱のせいで、今となっては、その所在すらも忘れ去られているのが実情である。

 世界遺産として有名なインカの空中都市マチュ・ピチュも、1911年まではやはり存在が知られていなかった。加えて、急速に進んだ植民地化によって伝統の承継が妨げられ、これといった文書も残されていないため、文化的な研究にも困難がつきまとう。

 すなわち、考古学的観点に立てば、地球上に残された最大のブラックボックスが、アステカ、インカ、マヤに代表されるメソアメリカ文明なのだ。ところが近年、技術の革新によって、かかる文明の研究が飛躍的に前進しつつある。

「ニューヨーク・タイムズ」によれば、米アリゾナ州立大学の日本人考古学者が、最新技術を応用することで27カ所の新しい古代マヤ遺跡を発見することに成功したという。

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