我々の肉体は原子ではなく“ひも”でできている! しかも11次元に通じていて… 物理学者が断言!
■余剰次元の存在が証明される可能性
「これ(ひも)は、宇宙の超顕微鏡的眺めなのです。さまざまな周波数で振動する振動エネルギーはこれらの膨大な数の“ひも”で構成されており、さまざまな周波数がさまざまな粒子を生成し、さまざまな粒子によって豊かな世界が形成されています」(グリーン教授)
超ひも理論は理論物理学上の学説であり、実際に“ひも”の存在が確認されているわけではない。とすればまったくの空理空論に終始してしまう可能性もないとは限らないのだが、将来的には超ひも理論の前提になっている余剰次元の存在が証明される可能性は残されている。
その鍵を握っているのがCERN(欧州原子核研究機構)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)だ。
LHCの全長27キロにもおよぶ円形のトンネルの中では高速に近い速度で粒子(陽子)が飛び交っており、逆方向に進む粒子同士を正面衝突させる実験が続けられている(現在は休止中)。
「エネルギー保存の法則(熱力学第一法則)」によって、自然界においてエネルギーの総量は一定であるという“鉄則”があるが、もしも粒子同士が衝突する前のエネルギーよりも、衝突後のエネルギーが少なくなるようなことがあれば、「エネルギー保存の法則」が破られることになる。
失われた一部のエネルギーはどこへ行ったのか? その行先こそが余剰次元ということになるのだ。余剰次元の存在により、熱力学第一法則が破られるのである。
現状ではまだLHCが稼働しても余剰次元の存在は確認されていないが、2021年から再開される実験でその期待は再び高まる。超ひも理論の研究の進展には今後も目が離せない。
参考:「Express」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊我々の肉体は原子ではなく“ひも”でできている! しかも11次元に通じていて… 物理学者が断言!のページです。仲田しんじ、CERN、超ひも理論、大型ハドロン衝突型加速器、余剰次元、超弦理論、ブライアン・グリーンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで