「宇宙人発見の可能性大!」エイリアン探査“専門”の宇宙望遠鏡ケオプスが期待大! まじで近々発見か!

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画像は「Inverse」より

 18日午後に打ち上げられた欧州宇宙機関(ESA)とスイス宇宙局(SSO)の小型宇宙望遠鏡「CHEOPS(ケオプス)」が“エイリアン”を見つけるかもしれないと話題になっている。科学ニュース「Inverse」(12月16日付)が報じている。

 1992年に最初の太陽系外惑星が発見されて以来、これまで4000余りが発見されてきた。太陽系外惑星の探索は、地球外生命体を発見する上でも最重要の課題の1つだ。

 ケオプスは、太陽系外惑星の観測を目的とした初の宇宙望遠鏡で、特に地球と同じサイズ、もしくは海王星よりも少し小さいサイズの20の“スーパー地球”と34の“ミニ海王星”と呼ばれる系外惑星など、生命が居住できるハビタブル惑星をターゲットとする。

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画像は「getty images」より

 ケオプスは地球上空700kmに置かれ、これらの系外惑星の主星を観測するという。惑星が恒星の前を横切る時の明るさの変化によって惑星を探す「トランジット法」により、系外惑星の正確なサイズを割り出し、大気の組成まで分析するとのことだ。

 大気は居住において最も重要な要素の1つである。分厚い大気がなければ、生命が誕生することはできないからだ。

 さらに、系外惑星の密度を、サイズと質量から割り出すことも視野に入れているという。密度が分かることで、その惑星がガス惑星なのか岩石惑星なのか識別することが可能になるとのことだ。

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画像は「Inverse」より

 これにより居住可能な系外惑星の候補が絞られ、将来的な地球外生命体発見のチャンスが高まり、その期待がケオプスに寄せられている。

 また、2021年にはNASA(アメリカ航空宇宙局)がジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を打ち上げ、系外惑星における水とメタンの痕跡の発見を目指すが、これによりさらにハビタブル惑星の候補が絞られるだろう。

 さらに、2026年、2028年には欧州宇宙機関が2つの系外惑星ミッションを予定している。地球外生命体の発見は間違いなく近づいているのだ。

 今年ノーベル物理学賞を受賞した、英ケンブリッジ大学のディディエ・ケロー博士は、30年以内に地球外生命体が発見されると予言しているが、それも十分にあり得るだろう。今後の研究に期待したい。

参考:「Inverse」、ほか

TOCANA編集部

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