「宇宙人の存在を確信、30年以内に発見できる」今年のノーベル物理学賞受賞者が発言!”圧倒的正論”の根拠は!?
先日、2019年のノーベル物理学賞が発表された。受賞者はスイス・ジュネーブ大学のミシェル・マイヨール氏、ディディエ・ケロー氏、そして米プリンストン大学のジェームズ・ピーブルス氏の3人。マイヨール氏とケロー氏は史上初の太陽系外惑星の発見、ビープルス氏はビッグバン研究における多大な功績が評価され、今回の受賞となった。太陽系外惑星やビッグバンの研究がこのような形でスポットライトを浴びることとなったことは、この分野に長く注目し続けてきたトカナとしても喜ばしい。
さて、この3人のうち、トカナ的に注目したのはディディエ・ケロー氏である。現在も英ケンブリッジ大学で研究を続ける彼は「エイリアンの存在を確信している」と以前より公言しており、「人類は30年以内に地球外生命を発見できる」とも主張している人物だからだ。
ケロー氏が今回の受賞につながる大発見をしたのは1995年のことで、当時彼はまだスイス・ジュネーブ大学の博士課程の学生であった。共同受賞者であるマイヨール氏の指導のもと、ペガスス座51番星のスペクトル変化を調べ、この恒星を周回する惑星ペガスス座51番星bの存在を証明したのである。これは世界初となる太陽系外惑星の発見であり、以降、数多くの太陽系外惑星が発見されており、その中には生命が存在可能と考えられる地球型惑星も見つかっている。
現在では彼にちなんで命名された星が100個以上も存在しているなど、現代における天文学・宇宙物理学の第一人者となったケロー氏であるが、注目すべきはその輝かしい業績だけではない。彼は地球外生命体が実在するとかねてより発言し続けてきた人物であり、英「The Telegraph」の取材に対しても、自身の信念を次のように語っている。
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