予言雑誌『エコノミスト 2020世界はこうなる』“表紙に隠れた暗号”を専門家が読み解く! ソフトバンク、G20、第三次世界大戦…

画像は「Getty Images」より引用

■浮かび上がる文字

 わかりやすいのが下から2行目にあるNPT(核不拡散条約)とWAR(戦争)の文字である。核開発を放棄したはずの北朝鮮が一向にその約束を履行する姿勢を見せない状況から、大統領選挙を目前にしたトランプ大統領がいよいよ北朝鮮との戦争に踏み切る。それを暗示した言葉が描かれている。

 同様に真ん中あたりにSION(シオン)、BOND(ボンド)、DIE(死)の文字が見える。ボンドとダイの文字は2020年に公開される007シリーズの新作映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』を示唆するように見えるが、ここにシオン(エルサレムの地名)が加わると事がややこしくなる。アメリカがわざわざ紛争をおこすようにエルサレムをイスラエルの首都と認定したことで、今、シオンの地には世界の火種が集中している。ここにイギリスの諜報機関が一枚加わることで何らかの「死」が訪れるとしたら、それは世界的な紛争の引き金になりかねない話である。

 同じく世界的な問題としてはXI(習近平)の周囲をMATE(友人)とREC(録画、盗撮?)の文字が囲んでいる。彼の権力構造を揺るがすような何らかのスキャンダル計画が進行しているのだとすれば、その計画が実行された場合に世界経済を崩壊させるほどの影響を引き起こすことは必至である。

 地味に怖い文字列としては、NRA(全米ライフル協会)、NIGHT(夜)、ALE(ビールの一種)の文字が不気味さを感じさせる。銃の乱射事件が起きるたびに、アメリカでは市民の自衛心が強まり、ライフルや銃の販売数量が増える。今年もまたナイトクラブでの銃乱射事件が計画されているのだとすれば、それは恐ろしいことである。

 最後にちょっと不可解な文字が浮かんでいることを指摘しておきたい。TAITOの文字である。日本では往年のスペースインベーダーを開発したゲーム機メーカーの名前として知られているが、英語では『スペースインベーダー』そのものを意味する言葉でもある。そしてその真下にMARS(火星)の文字が配置されている。

火星人が襲来するって?時代錯誤の考えじゃないの?

 と思われるかもしれないが、おそらくそれよりもはるかに恐ろしい予告かもしれない。欧州のエクソマーズ2020やアメリカのマーズ2020など来年は世界で火星探査計画が進む年である。もしそれらの計画によって火星に細菌が発見されそれが地球に持ち帰られたとしたら? 火星からの未知の病原体という侵略者が2020年代の地球を居住不可能な環境に変貌させるかもしれないのだ。

文=ホラッチェ

フューチャリスト。近未来の経済分析が得意。ただしその分析の大半はホラだと周囲に思われている。

ホラッチェの記事一覧はこちら

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

人気連載

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現実と夢が交差するレストラン…叔父が最期に託したメッセージと不思議な夢

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.11.14 23:00心霊
彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

彼女は“それ”を叱ってしまった… 黒髪が招く悲劇『呪われた卒業式の予行演習』

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.30 23:00心霊
深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

深夜の国道に立つ異様な『白い花嫁』タクシー運転手が語る“最恐”怪談

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.16 20:00心霊
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】

現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...

2024.10.02 20:00心霊

予言雑誌『エコノミスト 2020世界はこうなる』“表紙に隠れた暗号”を専門家が読み解く! ソフトバンク、G20、第三次世界大戦…のページです。などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで

人気記事ランキング更新