「米軍で話題のUFO」目撃パイロットが初証言!「物理的にありえない動きだった」

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画像は「YouTube」より引用

■「物理の法則に反していた」

 アンダーウッド氏によると、戦闘機は飛行物体の20マイル(約32キロ)以内まで接近していたとのこと。10マイル(約16キロ)まで接近しなければ自分の目では見ることができず、5マイル(約8キロ)程度まで近づかなければ肉眼で追跡することは難しいという。搭載された高性能の赤外線カメラだけがその物体を検知していた。

「私にとって最も異常に思えたのはその挙動でした。高度も速度も、アスペクトの変化も、それまでに遭遇したどのターゲットとも全く異なっていたのです。それは物理的にありえないような動きをしていました」(アンダーウッド氏)

 その物体は高度5万フィート(約15キロ)から100フィート(約30メートル)に急降下するなど、明らかに異常な性能で予測不可能な動作をしていたという。しかし、全てはカメラ越しに見ていただけで肉眼で直接確認したわけではないので、断定するのは気持ちの上で難しいと複雑な心境を覗かせている。もし目撃して撮影に成功したのが自分だけでなければ、何らかの気象現象で済ませていたかもしれないとアンダーウッド氏は話す。

 また動画では物体が急に視界を外れているが、アンダーウッド氏によると、これは一部で推測されているように機体が傾いたのではなく、ずっと正面から物体に接近していたということだ。

 ニミッツに戻ってから、パイロットたちは先ほど目撃した現象について冗談を言い合ったという。アンダーウッド氏はNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)から来たという人物と20分ほど話し、一連の出来事を報告したそうだ。そして「政府のプロジェクトなので口外するな」と言われ、ずっとその通りにしてきた。だが、アンダーウッド氏はその後同じような異常飛行物体を目撃することはなく、「政府のプロジェクトではなかったのかも」と思うようになったという。

 なお、アンダーウッド氏はあの物体の正体については口を濁している。「エイリアンやエイリアンの乗り物などとの関連について推測したくないのです」と語り、「あのようなコミュニティの一員にはなりたくない」と話す。自分にとってあの物体は文字通りのUFO——未確認飛行物体であるとしている。

 その正体についてはさておき、今回の証言で重要なのは、エイリアンの存在の懐疑的なパイロットですら「物理学的にありえない」という脅威的な性能であろう。一体あれは何だったのか? 当事者でさえ、その答えを探しているのである。

参考:「Intelligencer」ほか

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TOCANA編集部

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