イラン危機の前兆か、ペルシャ湾上に巨大な“悪魔のツノ”出現! 物理学者も驚愕、不吉な予感しかない!
天災であれ人災であれ、重大な出来事の前には不吉な“前兆”が現れるとも言われている。年明けに立て続けに起きたイランでの一連の出来事を占うかのように昨年末、中東・ペルシャ湾に“悪魔のツノ”が出現していたのだ。
■ペルシャ湾に“悪魔のツノ”が出現
胸騒ぎさえ禁じ得ない不気味な“悪魔のツノ”が話題だ。昨年末、12月26日にカタール・アルワクラ沿岸で撮影されたこの“悪魔のツノ”はきわめてレアな現象である。ペルシャ湾の水平線に、まるで悪魔やバットマンの頭頂部のような巨大な2本のツノが水面から突き出ている。その威容には何か不吉な予感を覚えても不思議ではない。
写真家のエリアス・シャシオティス氏によって撮影されたこの写真はNASAとミシガン工科大学が運営する写真共有ウェブサイト「Astronomy Picture of the Day」に提出されて、同大学の物理学教授、ロバート・J・ネミロフ博士の目に留まった。
ネミロフ博士は「Fox News」に対し「エリアスの写真はとても人気がありますが、この写真はいくつかの興味深い要素がいっぺんに盛り込まれています。日の出、日食、大気光学現象に加え、ボートも一緒に写っていることからスケール感と日常感もあります」とコメントしている。
写真が撮影された2019年12月26日は日食があった日だ。観測地域によっては太陽が部分的に隠される「部分日食」や細い光の輪に見える「金環日食」が目撃されている。そしてここペルシャ湾では日の出に近いタイミングでこの日食が起こり、そこに暖かい海水による蜃気楼効果(mirage effect)が加わってこのような幻想的な光景が出現したのである。
蜃気楼は隣接する空気の層に温度差がある時に生じる光の屈折率の相違によって発生する現象で、この日は海面付近の温度の低い空気と上空の暖かい空気の温度差が日食のシルエットを歪ませ、この“悪魔のツノ”を現実たらしめたのだ。
「夏に車を運転している時にも道路上に同様の効果が生じる可能性があります。前方の路面が濡れているように見える場合がありますが、本当に濡れているわけではありません」(ロバート・J・ネミロフ博士)
真夏の道路で前方の路面が濡れているように見える現象は、皆がよく知る「逃げ水」だ。また海で起こる蜃気楼については、「アーサー王」に登場する魔女、モルガン・ル・フェ(Morgan le Fay)にちなんでイタリア語でファタ・モルガナ(Fata Morgana)とも呼ばれている。モルガン・ル・フェは船乗りたちを蜃気楼で誘惑して陥れるキャラクターだ。“悪魔のツノ”の圧巻の光景にうかつに見惚れていると魔女の罠にはまってしまうかもしれない!?
■予断許さぬ中東情勢
英紙「Daily Star」はこの“悪魔のツノ”が中東の海に出現したことに着目し、年明けからのイランでの一連の出来事を暗示したサインであったのではないかと指摘している。
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2024.10.02 20:00心霊イラン危機の前兆か、ペルシャ湾上に巨大な“悪魔のツノ”出現! 物理学者も驚愕、不吉な予感しかない!のページです。日食、中東、米軍、仲田しんじ、蜃気楼、イラン革命防衛隊、ペルシャ湾、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで