イラン・アメリカ情勢の報道は嘘ばかり…真実を諜報機関関係が暴露! 「ウクライナ旅客機墜落」はイラン軍の誤射ではない!?

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画像は「VOA」より引用

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ齋藤が斬る! 国際ニュース裏情報】

 正月明けから米トランプ大統領は世界を驚かせていましたが、一体なぜあのような攻撃を仕掛けたのか? トランプ大統領の目的はなんだったのか? といった質問が私のもとに多数寄せられたので公開できる範囲内でお話しましょう。

 事件の発端は1月4日、アメリカ軍がイラクの首都バグダッドにいたイラン革命防衛隊コッズ部隊のガセム・ソレイマニ司令官を空爆したことでした。新年早々いきなりイラクの首都に空爆するなんて、トランプ大統領は狂ったのかと誰もが思ったはずです。

 しかし、私はこの時点ですでにかなり楽観視していました。なぜなら、この爆撃は突然でもなんでもないからです。昨年12月28日、イラク北部キルクークにあったイラク軍の軍事基地に親イラン派勢力によるロケット弾攻撃が行われ、民間のアメリカ人が一人死亡、アメリカ人とイラク人の軍人も数名負傷していたのです。これを受けてアメリカのマーク・エスパー国防長官は会見を開き、「さらなる攻撃の情報が入った場合は先制攻撃も辞さない」と警告を発していたのです。この会見が1月2日に行われ、爆撃は4日に実行されたわけですから、アメリカとしては単なる報復攻撃を行っただけだったのです。

 とはいえ、戦争につながるかもしれない爆撃をトランプ大統領はなぜ命じたのか、疑問に思う人も多いでしょう。

 そもそもトランプ大統領「撤退屋」です。

 アフガンからもアラブからも米軍を撤退してムダな出費を抑えたいというのが本音で、歴代大統領の中でも有数の反戦派です。

 なのに、なぜ報復攻撃をしたのかといえば、理由は簡単で、多くのマスコミも書いているように今年が大統領選挙の年だからです。アフガン、イラクからの撤退を進めていたトランプ大統領に対して、これを評価する声もある一方で、「弱腰」として非難する声もあり、この勢力の広がりに抗しきれなかったということです。

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