東出昌大、喜多村緑郎も見習え! 16年間「妻の死体と添い寝」する夫の純愛…死体を掘り起こし、人形を作成、毎日ドレスを着せ替え、化粧も=ベトナム
死体との添い寝。時に葬儀を自宅で行う場合、日本でも亡くなった親族のそばで眠ることがあると言われているが、それも出棺までの僅かな期間だ。死を穢れと見る日本人の感覚からすれば、そんな僅かな期間でも死体のそばで眠ることは憚られる場合がほとんどだろう。
しかし、ベトナムには16年間も妻の遺体に添い寝している男性がいるというのだ。海外ニュースサイト「Oddity Central」(2月5日付)によると、レー・ヴァンさんは2003年に亡くなった妻の遺体と今も一緒に寝ているという。
1975年に親が勝手に決めた結婚相手と結ばれたヴァンさんは最初、妻のことは何も知らなかったそうだ。しかし、結婚生活を通じてすぐに2人は恋に落ち、7人の子供をもうけた。決して裕福ではないが、慎ましいながらも幸せな生活だったという。
しかし、2003年に妻が突然亡くなり、ヴァンさんは悲しみのどん底に突き落とされる。妻を失ったことを受け入れられないヴァンさんは、毎晩墓場まで生き、妻の墓の隣で眠った。雨の日も墓のそばにトンネルを掘ってそこで寝ていたそうだ。しかし、子供たちにそのことがばれてしまい、墓場で寝ることが禁止されてしまった。
それでも妻の遺体のそばにいたいと考えたヴァンさんは、墓を掘り起こし、骨を持ち帰った。石膏やセメントで生前の妻の姿を模した女性型の人形を作り、その中に遺骨を入れ、妻の身代わりにしたのだ。
近隣住民はヴァンさんの“奇行”を恐れ、当局に通報する者もいた。地元行政のしつこい説得により、遺骨を墓に戻すことに同意したヴァンさんだったが、一部は戻さず人形の中に隠したそうだ。
そんなヴァンさんは2009年に「5年間妻の遺体と添い寝している男」として世界中のメディアに取り上げられ、大きな話題になった。そして、それから10年以上経つ今も、彼は今も妻の遺体に添い寝しているという。ここ2年間、車椅子生活を余儀なくされているヴァンさんだが、それでも1日たりとも“妻”の世話を欠かしたことがないそうだ。今も1日に2度服を着せ替え、化粧もしている。
「生前の妻は綺麗なドレスを着たことなんてありませんでしたから、今こうやっていくつもの美しいドレスを着せてあげているのです。人は私のことを頭がおかしくなったと言いますが、こうして遺体の世話をすることで、妻がまだそばにいる気がしてくるんです。私は死ぬまで妻の遺体と眠りますよ」(ヴァンさん)
これを純愛と言わずして、何が純愛だろうか? 人はここまでパートナーを深く愛することができるのだ。不倫で世間を騒がせている東出昌大や喜多村緑郎もヴァンさんの爪の垢を煎じて飲んで欲しいものだ。
参考:「Oddity Central」、ほか
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