ポーランドでまたも「老人がブタ集団に喰われる」激ヤバ事件発生! 発見時の姿がエグい… 生きたまま貪られた可能性!

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イメージ画像(写真ACより)

 豚は今から1万年以上前の新石器時代から、イノシシから家畜化されて食用の動物として飼われてきたとされているが、気が遠くなるほどの長い年月を経て交配を重ねてきてもなお、イノシシとしての本能は失っていないようである。

 ポーランド南西部にある都市ヴロツワフで発行されている新聞「ガゼータ・ヴロツワフスカ」によると、郊外で農場を営む70代男性が昨年12月31日から行方不明になり、今年1月8日、遺体で発見された。

 男性は農場に一人で住んでおり、大きな豚2匹と子豚10数匹を農地内で放し飼いにしていた。近所の住民が遺体を発見した時には肉体はほとんどなく、残っていたのはいくつかの骨と頭蓋骨だけだったという。

 男性の死因はわかっていないが、地元警察は、男性は家の外に出ている際に心臓発作を起こしたか転んだかして地面に倒れ、放し飼いにしていた豚たちによって食べられてしまったものとみている。生きたまま食べられたとしたら、想像するのもおぞましい限りだ。

 豚たちは今後、体内に何か証拠が残っていないか獣医によって検査されることになっているが、その後はおそらく安楽死処分になるだろうという。

 豚は長い年月をかけて交配を重ね、おとなしい性格の動物になったが、今でもオス豚からは牙が生えてくる(家畜の豚は小さいうちに牙を切ってしまう)。元はイノシシとしての野生の本能もわずかに残っているようで、世界中の農場でまれに、飼い主が豚によって食い殺されるという事件が起こっている。

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イメージ画像:「Getty Images」

 また小説ではあるが、アメリカの作家トマス・ハリスによる大ヒット小説で、のちに映画化もされた『羊たちの沈黙』シリーズでは、主人公のハンニバル・レクターに敵対する人物が、自身の農場で品種改良により凶暴な人食い豚を生み出すというストーリーもある。

 ちなみに、ポーランドでは数カ月前にも下シレジア県で70代の男性が豚に食われたとみられる事件が発生している。このような悲惨な事件がポーランドで連発していることにはどのような背景があるのだろうか……?

 とはいえ、豚を飼育して大きくした上で食べるのは人間なわけで、豚のことを凶暴などとは言える立場ではないのだが……。

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文=ケニー草間

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