30年間ベジタリアンだった女性、妊娠中に体にヤバイ異変! 突然ハンバーガーを食べたくなり、肉屋に転身、その後も凄い!

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画像は「New York Post」より

 欧米を中心に多く存在する菜食主義者(ベタリアン)や完全菜食主義者(ヴィーガン)。自民党は2020年の東京オリンピックに向けた菜食主義者のためのガイドライン制定に乗り出すなど、その存在は無視できない規模になっている。

 しかし、こうした流行の中、健康問題のため菜食主義を止める人も少なからず存在する。たとえば、ヴィーガンとして人気を博していたYouTuberのヨヴァナ・メンドーサ・アイレスさんが、こっそり魚を食べていたことが発覚したり、トカナでも報じたように、15年間完全菜食主義だった女性が完全肉食主義に転向し、健康を取り戻すなど……。

 そして今回は、菜食主義者から肉屋に転向した女性が話題になっているのだ。米紙「New York Post」(10月29日付)が報じている。

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『動物の解放』(人文書院)

 オーストラリア・ヴィクトリア在住のタミ・ジョナスさん(49)の人生を変えたのは1つのハンバーガーだった。ジョナスさんは19歳の時にアニマル・ライツの古典的教科書となっている倫理学書『動物の解放』(1975年、ピーター・シンガー著)を読み、菜食主義に目覚めたという。それから2人の子どもを安全に出産したジョナスさんだったが、3人目を妊娠中に異変が起こった。重度の貧血を発症したのだ。

 サプリメントから鉄分を摂取したが効果がなく、タンパク質を摂取する決心をしたそうだ。それが1つのハンバーガーだった。

「ある時思ったんです。ハンバーガー1個食べれば治るんじゃないかって」(ジョナスさん)

 それから徐々に肉を食事に取り入れたことで、貧血は改善された。

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画像は「New York Post」より

「妊娠中は牛や羊を週に1回食べるようにしました。そして、数年後には豚肉や鳥肉も食べるようになりました」(ジョナスさん)

 自分と胎児の健康のためだったとはいえ、動物の権利を主張した『動物の解放』を読み菜食主義者になったジョナスさんに、罪悪感はなかったのだろうか?

「食べるために動物の命を奪うことが不道徳だと思ったことは一度もありません。ただ、動物を残酷に扱ったり、狭い場所に閉じ込めておいたりすることは悪だと思っています」(ジョナスさん)

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