【新型コロナ】モノ不足を乗り切る“北朝鮮・人民式”必殺技! トイペは落ち葉を、マスクはブラジャー

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 新型コロナウイルスが世界的に広まる中、日本ではマスクやトイレ紙の品薄状態が続いている。政府は国民に「欲しがりません勝つまでは」的態度を求めるばかりで、具体的に十分な供給が再開されるのがいつになるのか、明言していない。

 こんな時局を乗り切るために、ぜひ参考にすべきが北朝鮮の人民たちだ。

 いまだ「感染者ゼロ」を喧伝している北朝鮮だが、国営メディアは消毒作業やマスク着用の人民たちを写して防疫態勢の徹底ぶりをアピールする一方で、対外貿易のストップで物不足が深刻化している。しかし人民たちは、この苦難を機転とアイデアで乗り切っているのだ。

 北朝鮮の対外宣伝サイト「我が民族同士」は3月1日、「愛国の熱意があふれる職場」と題した写真記事を公開。首都・平壌の模範工場として知られる紡績工場で働く女性労働者の姿を6枚の写真で伝えた。

【新型コロナ】モノ不足を乗り切る北朝鮮・人民式必殺技! トイペは落ち葉を、マスクはブラジャーの画像1
個性豊かな手作りマスク(北朝鮮サイト「我が民族同士」より)

 女性たちは黒やピンク色のマスクを着用しているが、よ~く見ると花柄で凹凸がある生地を使ったマスクが……。使用済みかは不明だが、ブラのカップ部分の生地をマスクに仕立てていた。このほか、コロナ騒動以降に公開された対外サイトの写真を分析すると、マスクは柄物の布も多様されており、いずれもハンドメイド感にあふれ、個性的だ。

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ブラジャー転用マスク(矢印)を着用して仕事する女性労働者(北朝鮮サイト「我が民族同士」より)

 同サイトでは、やはり平壌市内にある被服工場の防疫作業を写真でアップ。防護服姿の作業員たちが消毒しているが、目には水泳用のゴーグルを着用、内側が曇って作業しにくそうだ。

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水泳用ゴーグルを代用して防疫作業を実施(北朝鮮サイト「我が民族同士」より)

 こうした微妙な代用品について、日本の民間研究者は「北では、マスクの着用が義務化されているようだが、官品の配給はないし、日本以上に既製品の入手は難しい。そこで人民が自ら仕立てている。当局も『自力更生』をスローガンに推進しており、ブラジャー転用マスクや手作りマスクは検閲でもOKになったんだろう」と指摘する。

 また、トイレット紙不足についても北の人民たちはまったく動じていないようだ。

北 朝鮮に複数回の渡航歴がある在日朝鮮人の男性は「そもそもトイレにトイレット紙は添え付けられていない。自分で買って持っておくか、適当なわら半紙を使う。どうしてもない場合は落ち葉を使う」という。ちなみに水洗用のトイレットペーパーであったとしても、トイレに流せば詰まってしまうので、ゴミ箱に捨てるのが北のマナーだ。

 われわれも国難を乗り切るため、モノに頼らない北朝鮮人民を見習うべきかもしれない。

参考:「我が民族同士」

編集部

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