「史上最悪の便秘」になったトカゲの腹の画像がヤバい! 恐怖の10割ウンコ腹、衝撃の原因と悲しすぎる結末!
米フロリダ州ココアビーチのピザ屋付近で、腹がゴルフボールほどに膨れ上がった奇妙なトカゲが発見された。
■異様に腹が膨れたトカゲを発見
この「太った」トカゲを発見したのは、フロリダ大学天然資源環境学部の博士号取得を目指すナタリー・クランチさんであった。
「そのトカゲを捕まえた時、産卵直前のトカゲだと思った」とクランチさんは話す。しかし卵があるか探ってみると、トカゲの腹は半固形のパテのようなものがいっぱい詰まっていたのだった。
クランチさん、そしてフロリダ自然史博物館の爬虫類学准科学者であるエドワード・スタンリー氏は、トカゲをCTスキャンした。 その結果、トカゲの腹には巨大な糞の塊が詰まっている事が判明した。その糞の塊の量は非常に大きく、トカゲの体重が約28グラムだったのに対し、糞便は約22グラムと、トカゲの体重のほとんどを占めていた。
トカゲの内臓は巨大な糞に圧迫され、特に卵巣と肝臓が萎縮していた。
スタンリー氏は、「他のすべての臓器のために残された空間が、どれほど少ないかに驚かされました。3Dモデルを見ると、トカゲの心臓、肺、肝臓には、わずかなスペースしか残っていませんでした」と語った。そして、それはこの気の毒なメスのトカゲにとって、非常に不快な状況だったに違いない、とも話す。
さて、このトカゲが一体どうやって、身体の80%にもおよぶ糞をため込んだのか、である。
このトカゲはピザ屋の近くで見つかっており、ゴミ箱に捨てられた食べ残しなどに寄ってきた昆虫や小さな爬虫類はその油分で身体に砂が付着していて、このトカゲはそれらの獲物を油にまみれた砂と一緒に飲み込んでいた可能性が高いということだ。
そして体内に砂が蓄積し粘土状になった糞の塊を排泄できなくなったトカゲは、それ以上何も食べることができず、長い間、飢餓状態に陥っていた。トカゲはその後、安楽死させられたと、クランチさんは爬虫類学専門誌の「Herpetological Review」に記している。
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