米デモきっかけにハッカー集団「アノニマス」が勢力拡大! ミネアポリス市警に宣戦布告、ハッキング攻撃連発も… 彼らは“どちら側“なのか?

 最近はあまり話題に上ることもなかった謎のハッカー集団“アノニマス”だが、白人警察官による黒人男性暴行死事件をきっかけに、久しぶりに本格的な活動を見せている。アノニマス“復活”の兆しなのか――。

■アノニマスが3年ぶりに活動再開

 全米で大規模デモにまで発展しているのが、白人警察官によるジョージ・フロイドさん暴行死事件だが、デモ隊が暴徒化したミネソタ州では非常事態が宣言されるほど激化している。

 ミネソタ州ミネアポリスで5月25日に起きたこの悲劇は、その模様の一部始終を収めた動画がネットに出回るなどしてたちまち拡散し、全米が怒りに震えた。そして、ここで久しぶりに立ち上がり影響力を行使したのが謎のハクティビスト(hacktivist)集団「アノニマス」だ。

米デモきっかけにハッカー集団「アノニマス」が勢力拡大! ミネアポリス市警に宣戦布告、ハッキング攻撃連発も… 彼らはどちら側なのか?の画像1
「BBC」の記事より

 これまでにも数々の“攻撃対象”に向けてハッキングやクラッキングによる攻撃を行ってきたアノニマスだが、3年ぶりの本格活動再開となった今回のターゲットは、渦中の白人警官が所属するミネソタ州のミネアポリス市警である。これまでにも同市警で行われてきた数々の犯罪を世に暴露すると宣言しているのだ。

 では、活動を再開したアノニマスは、今回どんな攻撃を行っているのか。

 まず、ミネアポリス市警のウェブサイトが、DDoS攻撃(分散型サービス妨害攻撃)によって一時的にオフラインになったという。あまり洗練された手段とはいえないものの、DDoS攻撃は効果的で、悪意あるハッカーが時折この手法でショッピングサイトを攻撃している実態もある。

 また市警のネットワークシステムをハッキングして盗み取ったとされるメールアドレスとパスワードのデータもあり、リンクでたどることができるようにしている。

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