第二次世界大戦中、スイスの隔絶された寒村で起きた最狂に忌まわしい事件とは!? 消えた兵士、7人の子供、人肉食、洞窟の奥で…!
兵士と村人たちが洞窟の入り口に立ち止まっていると、奥の暗闇から一発の銃弾が放たれた。犯人は銃を持っているのだ。いったんは引き下がって身を隠した一行だったが、全員ライフル銃を手にして洞窟の奥にめがけて一斉射撃を行った。
一斉射撃をやめたところで、兵士の1人が自主的に様子を見に洞窟の奥へと入っていった。ほどなくして兵士は戻ってきたのだが、ひどく狼狽していた。懐中電灯で辺りを照らしながら洞窟の奥へと入っていった一行が見たのは、一斉射撃で命を失ったレジナルト二等兵であった。そして周囲には行方不明になっていた7人の子どもたちの遺体もあったのだ。その遺体はどれも一部分が切断されており、まるで食べられたかのようであった。子どもたちの身体を切り刻むのに使われたと思われる盗まれた刀剣もここにあった。
隔絶された雪深い渓谷の村での日々に、レジナルド二等兵は精神に異常を来したのだろうか。戦時中ということもあり警察の捜査もほどんど行われなかったようで、事の真相を知るのは難しく、今となってはなおさらだろう。またそもそも、村人の中の1人しかこの現場に立ち会っておらず、この話もその証言のみからのものである。やがて語り継ぐ者がいなくなればこの話は自然に忘れ去らてしまうのだろう。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊第二次世界大戦中、スイスの隔絶された寒村で起きた最狂に忌まわしい事件とは!? 消えた兵士、7人の子供、人肉食、洞窟の奥で…!のページです。都市伝説、仲田しんじ、誘拐、第二次世界大戦、行方不明、アルプスなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで