長期間失踪した子どもが、突然「同じ格好で」戻ってきた未解決事件7選! 非現実の世界、謎の異臭や音…
■2013年:米ミシガン州
近年では2013年に起きたケースが特殊だ。その年の夏、2歳の女の子、アンバー・ローズ・スミスはミシガン州ニウェーゴ郡の自宅の真ん前で姿を消したのだ。
それまで父親は家の中からアンバーが2匹の飼い犬と遊んでいるのを何度も確認していたのだが、外に出るために目を離したわずかな隙に、アンバーが忽然と姿を消した。名前を呼んで辺りを探すも何の応答もなく父親は途方に暮れるばかりであった。
何百人ものボランティアと救急隊員たちによって集中的な捜索が開始されたがすぐには見つからず、翌日になって自宅から約3キロ離れた森の中で発見された。この場所は捜索隊が一度は探した場所だった。アンバーは何らかの精神的ショックを受けたようで茫然自失の状態であった。
夏とはいっても朝晩は冷え込む地域で、地元の保安官も2歳の女の子がこの距離を移動し寒さの中を一晩過ごしたとは考えにくいとコメントしている。誰かが関与しているというのだ。しかしアンバーを誘拐したかもしれない人物の情報はこれまでにも一切ない。
■アメリカ中西部
同じアメリカ中西部で子ども時代に不思議な体験をした報告もある。
「Reddit」ユーザー名「Winzron」は当時、里親の家族と一緒に森の家に住んでおり、彼と里親の兄弟はよく一緒にハイキングをしていた。何度もハイキングに訪れているので彼らはあたり一帯の地形を熟知していた。
7月中旬のある日、彼らは森の中をハイキングに出向き、昆虫とカエルがたくさん獲れる場所へと向かった。
山道を歩いていて、「カチッ、カチッ」というかすかなクリック音が聞こえはじめたという。Winzronには初めて聞く音であった。音は次第に大きくなっていったのだが、不思議なことに兄弟には何も聞こえていないようであった。
ある地点に来て、兄は趣味でもある木立への彫刻をはじめた。クリック音が不気味だったので今日は戻ろうと提案したものの、兄はいったん取り掛かったことは最後までやらないと気が済まない性質だった。
仕方なくWinzronは彫刻に熱中している兄の近くで時間を潰さなくてはならなかったのだが、勝手知ったるこの森が、よく見るとまったく馴染みのない場所であることに気づかされた。そして振り返ってみるとそこにいた兄の姿もなかったのだ。
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2024.10.02 20:00心霊長期間失踪した子どもが、突然「同じ格好で」戻ってきた未解決事件7選! 非現実の世界、謎の異臭や音…のページです。UFO、アブダクション、仲田しんじ、行方不明、蒸発、失踪事件などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで