中国の最新鋭ミサイルをアルジェリアが購入、キナ臭い動き! アフリカ国防市場に食い込む「中国軍産複合体」の目的は!?
■ロシアの最新鋭戦闘機も購入
アルジェリア軍には昨年にも気になる動きがあった。
昨年にアルジェリアはロシアの多機能重戦闘機「Su-30MKI」16機と軽戦闘機「MiG-29M」14機の購入契約を締結している。航空機自体の総費用は約18億ドル(約2000億円)で、追加の装備や兵器を考慮すると20億ドル(約2100億円)を超えるということだ。
アルジェリアは旧ソ連の時代からロシアの航空機の伝統的な顧客であり、Su-30MKI戦闘機の導入により、アルジェリア空軍は戦力を大幅に拡大することになる。
2007年以来、アルジェリア空軍は58機のSu-30戦闘機を導入している。同時に軽戦闘機のMiG-29Mの導入は、2000年の初めにウクライナとベラルーシから納入された旧ソ連製のMiG-29戦闘機の一部を置き換えることを目的としているということだ。
いくつかの情報ソースによると、実はアルジェリアはロシア空軍の最新鋭戦闘機「Su-35」もすでにロシアから購入済であるという話もある。アルジェリアは戦闘機モデルと爆撃機モデルのSu-35をそれぞれ14機ずつすでに保有しているというのである。
中国とロシアから最新軍事装備を購入し、着々と軍備を増強しているアルジェリア軍の目論見とは何なのか? この事態が地域の安全保障に与えるインパクトはいかほどのものか、今後の動向が気になるところだ。
参考:「Al Masdar News」、「BulgarianMilitary.com」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊中国の最新鋭ミサイルをアルジェリアが購入、キナ臭い動き! アフリカ国防市場に食い込む「中国軍産複合体」の目的は!?のページです。中国、ロシア、ミサイル、アフリカ、アルジェリア、仲田しんじ、アラブ、戦闘機、軍産複合体、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで