証言者の画像付き! 中国が中古パソコンにスパイ機器を装着→中東移民にばら撒く異常事態!
「あくまで依頼されたとおりに装着するだけで、悪用には加担していません。でも、中国企業との取引がなくなって考える時間がありました。もし悪用されたらと思い、依頼企業のことを含め、証拠を3カ国に提出しました。ただ、パソコン購入者にはほとんど連絡していません。多くの購入者が通りすがりの店頭で買った人なので連絡先を知らないのです」
マレーシアでは、これまで3度、警察に事情を聞かれているというが、購入者からの被害報告がなく、罪に問われるような話になってはいないという。依頼主の中国企業は3月を最後に連絡が取れず、使用していた中国側の電話番号はすでに解約された様子だ。
こうした中古パソコンや中古モバイルを利用した中国による犯罪行為は世界中に広がっているようで、アメリカのネットセキュリティ研究チームは昨年、メーカーの出荷時点ではなかった悪質なスパイ機器が、販売前に取り付けられていた例を12カ国で発見、多くが中国企業の関与が疑われるものだったというデータを公表している。取り付けられた機器は様々だが、ある機器はパソコンを動かす根本となる制御プログラムのファームウェアを書き換えたり、容易にハッキングを可能にしてウェブカメラでの盗撮や、個人情報の盗難に繋がっているというのである。
ただ、こうしたことをやっているのは中国だけでなく、過去にはアメリカのCIAから流出したスパイ技術の資料にもハッキングツールや監視機器の取り付けに関する情報があったともいわれる。
前出の男性は「私には中国企業の依頼でしたが、ほかでは中東出身者のパソコンを狙うアメリカ人からの依頼もあると聞きく」と話している。
「ただ、ウワサでは、ハッキングされたPCを使ってのサイバーテロを起こし、中東の人間の仕業に見せかけるという工作では、中国がアメリカの混乱を狙ってやっていると言う人もいおます」
中古パソコンの一部を新しい部品と入れ替えて再販するのは世界中で存在しており、日本でも広く流通している。ある大企業では導入したパソコンのブラウザをよく見たら「Google Chrome」のはずが類似の別ブラウザで、情報流出被害があった例もある。一部の識者からは日本でスパイ機器の入ったパソコンがすでに拡散中だという警鐘も聞かれるのだが……。
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2024.10.02 20:00心霊証言者の画像付き! 中国が中古パソコンにスパイ機器を装着→中東移民にばら撒く異常事態!のページです。中国、インドネシア、中東、シンガポール、マレーシア、リノベーションPCなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで