【ガチ】ベルギーに「ニワトリ人間」が存在していた! 完全に鶏化した“チキンレディ”に家族も戦慄!
2020.08.17 10:00
ベルギー精神医学誌「Tijdschrift voor Psychiatrie」(7月号)に発表した論文によると、彼女の奇行は「獣化妄想(ゾアントロピー:zoanthropy)」という、かなり稀有な疾病が原因だったのだ。症状は数時間で収まることもあれば、数十年継続することもあるそうだが、病の全貌はいまだ解明されていない。興味深いのは、都会より農村部に発症が多いことだろう。
獣化妄想は、自身を動物だと認知する以外に、動物そっくりの生態をまねて人間らしい声や言葉を失うことも含まれる。犬や猫、馬、ライオン、トラ、ワニ、蛇、カエルなどなど。医学、歴史文献を調べても、1850年~2012年までに56件の症例、つまり3年に1件程度しか確認されていない。
■自分は狼だという人狼妄想のケースも
「患者は自分がどのような状態にあるかうまく説明できないため、獣化妄想はこれまで非常に過小報告されてきた症例」と言うのは、論文の主著者であるアテナ・ベッカーズ博士。
「患者が奇妙な行動を示したり、獣性の鳴き声を出せば、一般的には『精神病』として分類されがちです。精神科医は獣化妄想を認識し、患者が四肢に違和感を訴える場合は脳の機能性EEG検査が適切でしょう」(ベッカーズ博士)
あまりの奇病に精神科医でさえ誤診してしまうことがあるらしい。
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