トランプ陰謀論をケロッピー前田が徹底解説! 小児性愛、人身売買、ピザゲート…
トランプ陰謀論をケロッピー前田が徹底解説! 小児性愛、人身売買、ピザゲート…Qアノン運動が急速拡大の理由も!
2016年大統領選と同じ頃、トランプを支持するネットユーザーの一部が、ウィキリークスが公開したヒラリー陣営の選挙対策委員長ジョン・ポデスタの流出メールを解析し、頻繁に登場する「ピザ」という言葉は「小児性愛(ペドフィリア)」や「人身売買(セックス・トラフィッキング)」を意味する暗号であると主張し始めた。
それは「ピザゲート」としてネット上で広く拡散され、2016年12月4日、ポデスタのメールに実名が挙がっていたワシントンDCのピザレストラン「コメット・ピンポン」を武装した男が襲撃する事件が発生した。その男は、その店の従業員にピザゲートの真実を公表するように迫ったが、すぐに逮捕され、大手メディアは、ピザゲートは根拠のないフェイクであると大々的に報じた。皮肉なことにその事件を通じて、ピザゲートは世界的にもよく知られた陰謀論のひとつとして人々の脳裏に刻まれることになった。
この事件が起こったことで、トランプ支持で知られるオルタナ右翼のニュースメディア「インフォ・ウォーズ」のアレックス・ジョーンズは、ビザゲートを真実であるかのように拡散したことを謝罪している。
それでも、昨年獄中で自殺されたとされる投資家のジェフリー・エプスタインが未成年者への性的虐待を行なっていたという事例もある。世界のエスタブリッシュメントたちの中には、エプスタインと共謀して、小児性愛を楽しんでいた人たちがいることは確かだろう。
トランプ大統領に関する陰謀論で、ピザゲートに続いて登場し、現在、ネット上の一大勢力となっているのが「Qアノン」である。その根底には「トランプ大統領は救世主」という熱狂的な信念があり、そこで語られる陰謀論的なストーリーは、ピザゲートで展開されたペドフィリアから悪魔崇拝、レプティリアン(爬虫類型宇宙人)まで壮大に広がっており、それらと結託する「ディープステート」を打ち破るヒーローがトランプなのである。
そればかりか、パンデミック以降、新型コロナに関する不確かな誤情報も加わって、今年7月頃から、ツイッターやFacebookなどは、Qアノンを名乗るアカウントを大量に削除する事態となっている。
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2024.10.02 20:00心霊トランプ陰謀論をケロッピー前田が徹底解説! 小児性愛、人身売買、ピザゲート…Qアノン運動が急速拡大の理由も!のページです。ケロッピー前田、Qアノン、2020年アメリカ大統領選挙、新型コロナウイルスの時代、ピザゲートなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで