「日本最恐の嘘つき凶悪殺人鬼女」吉田純子の事件が怖すぎる! 埼玉愛犬家連続殺人事件並みの異様さ…事件ライターが紹介!
――10月4日(日)20時放送『実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~』原作者の深笛義也が緊急寄稿!
京都大学卒。アフリカで11年、アラスカで8年、シベリアで2年過ごし、イギリスのBBCは「ジャパニーズターザン」と呼んだ。高級車10台、ヘリコプター3機、2億円以上の高級クルーザー2隻保有。経営するサファリで、トラやオオカミ、ライオン、ワニを飼育。パチンコ店を10軒以上経営。金を2トン以上保有。
そんな関根元のホラ話を、鶴見辰吾はドラマでどのように演じるのだろうか。
私の著作『罠』(サイゾー)を原作として、フジテレビ系で、10月4日(日)20時から『実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~』が放送される。
1993年に起きた埼玉愛犬家連続殺人事件では、4人の犠牲者が出た。事件に関わったのは、関根元(2017年病死)と元妻の風間博子、そして2人の経営するペット会社「アフリカケンネル」の名目上の役員だった、中岡洋介(仮名)だ。
中岡は死体損壊・遺棄の罪で服役。関根と風間は殺人を行ったとして死刑判決が最高裁で確定している。だが風間は逮捕以来、一貫して殺人への関与を否認。現在も再審請求を行っている。関根は自らも殺人を行ったことを認めた。
人は大きなウソにこそ騙されやすいというが、関根は巧みなホラ話を商売にも役立てた。
「ローデシアン・リッジバックの繁殖を一緒にやらないか。この犬は日本には1頭もいないから必ず儲かる」
そんな話で、ローデシアン・リッジバックの雌雄2頭の代金として1100万円を関根は受け取ったのだが、その額が法外なものだと気づいた客が返金を求めてトラブルになった。それが連続殺人事件の発端だ。
ホラ話から詐欺へ、そして殺人にまで突き進んだケースとしては、4人組ナース連続保険金殺人事件の、吉田純子がいる。
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