六本木で覚醒剤逮捕された男「黒魔術の使い手」だった!? 特製“麻布パケ”、魔術を正当化させる殺人集団…
警視庁は、男が六本木周辺で違法薬物を売りさばいていたとみて捜査中だが、ナイジェリア人は「黒魔術とセットでやっていた可能性がある」と見ている。というのも、西アフリカの黒魔術師は、患者に麻薬を用い、それを魔術の作用に錯覚させることが多いからだという。
警視庁の調べでは男がオレンジ色のドクロマークの小さな包み、通称「麻布パケ」と呼ばれる状態で薬物を所持していたことから、何らかの麻薬組織とのつながりを疑っている様子だが、なんと「ドクロのパッケージは黒魔術で使うのと同じ」との証言も。
「オレンジ色は西アフリカでは、サバンナの大地を表す色。ドクロは死ではなく再生を意味しているから、大地の力でパワーを得る意味合いがある。そのデザインは日本人ではなく、西アフリカ人が作ったのでは」(同上)
怖いのは、黒魔術を信じてしまう日本人の客もいたという証言だ。アフリカン男性が集う場には、彼らと交流する日本人も多く出入り、「言葉巧みに黒魔術の治療を受けて、信じちゃう日本人もいる様子だった」と証言者は話す。
「黒魔術で人を呪い殺すこともできるとしているから、怖いのは、麻薬効果で治療を信じた客がそういう依頼もすること。実際に黒魔術で人を呪い殺せるなんてことはほとんどないから、依頼された側が暴力とか薬物で人を暗殺して、それを黒魔術の成果だと言い張る。同じようなことが日本で起こっても不思議じゃない」(同上)
逮捕された男が実際にそのような話に関わっていたかは分からないが、黒魔術を使えると主張する西アフリカ人は他にもいるというから、麻薬のみならず暗殺事件がいつ起きてもおかしくないことになる。都内繁華街では薬物の過剰摂取による死亡事件も起きているが、そのいくつかが他者に意図的に投与されたものである可能性も出てくる。実際、過去に日本では麻薬を飲ませて過剰摂取を誘発させる殺人事件というのも例がある。近年のシエラレオネでは以前より平均寿命が伸びているとの話もあるらしいが、黒魔術で人を殺害なんてことがまかり通るなら、その平均寿命の低さの原因のひとつになっていそうで恐ろしい。
「ただ、誤解しないでほしいのは、日本にいるほとんどの西アフリカ人は犯罪と無縁のまともな人。そこだけは書いておいてほしい」と、このナイジェリア人は念を押した。
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